リスクゼロで月5万円稼ぐ!「小さく起業」するための3つのポイント

リスクゼロで月5万円稼ぐ!「小さく起業」するための3つのポイント




 こんにちは。ゲンゴローです。

 「毎月あともう数万円、給料が増えたらなぁ…」

 そう思ったことはありませんか?

 働き方改革が叫ばれる昨今、IT企業やベンチャー企業をはじめ、大企業でも次々と副業を解禁しています。私も、少しでもいいから、会社に頼らず自分でお金を稼ぐ力を身につけたいと思っているものの、どうしたらいいのかわからず、悶々と過ごしていました。

 そんななか出会ったのが、『リスクゼロで小さく起業 会社を辞めずに「あと5万円!」稼ぐ』です。

 著者の新井一さんは、10,000人の起業をプロデュースした「起業のプロ」。会社員だけでなく、主婦やニート、フリーターなど、一見起業は程遠いと思われがちな人たちの起業も成功させてきた実績をお持ちです。

 本書を読めば、自分も「あと数万円」稼げるようになるのではないかと思い読んでみました。

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「小さな起業」で月5万円稼ぐ

 本書では、個人で5万円を稼ぐ方法を「小さな起業」と定義しています。

 そもそも、なぜ給料に加えて「自分で稼ぐ」ことが必要なのでしょうか。それは、「あなたらしい人生を目指すため」です。

 本業以外での収入があれば、金銭的な余裕が生まれ、それは結果として心の余裕に繋がります。

 会社からの給料だけに依存してしまうと、嫌な仕事でもしぶしぶ続けざるを得ませんし、会社が倒産して解雇されてしまうと、生活に必要なお金がすぐに底をついてしまいます。

 投資の世界には、「一つのカゴに卵を全て盛ってはいけない」という格言があります。一つに全てを投資するのではなく、分散して投資することでリスクを最小限に抑えた方がよいのです。

 一つの会社で働き、その給料だけに依存して生活することは、「会社」という一つのカゴに、自分の「時間」という卵を全て盛っている状況と言えるでしょう。

なぜ「月5万円」を目指すのか

 「なんで5万円? 折角やるならもっと稼ぎたい!」と考える人もいるかと思います。

 著者は、「商売の初心者が、ひとりでこなせる範囲が月5万円」だといいます。

 5万円を超える商売は、高価な商品を売らなければならず、そのためには実績・信用・セールスのテクニックが必要となります。

 また多くの商品を販売したり、頻繁にサービスを提供したりと労力も増えるので、本業の片手間で行うには現実的ではありません。

 しかし「月5万円」であれば、本業の仕事を続けながらも、無理なく稼ぐことができるというのが著者の主張です。



これなら「できる」を、売ればいい!

 では、どうやって「小さな起業」をすればいいのでしょうか。「自分にはお金になるような、誇れる特技はない…」と考える人も多いでしょう。

 本書では、普段自分がやっていることから「小さな起業」のネタを考えることを勧めており、そのポイントとして、以下3つが紹介されています。

①一人で簡単に出来ること

 ブログを書いたり、人の相談に乗ったり、何かを教えたりすることが当てはまります。多くの人の手を借りなければ成立しないサービスだと、月5万円の収入を見込むビジネス規模を超えてしまう恐れがあります。

②自分が進んでやりたい内容であること

 自分の趣味や、これから挑戦したいことが当てはまります。もともと自分のやりたかったことであれば、思ったようにお金が稼げなくでもストレスを感じづらく、根気強く続けられる可能性が高くなります。

③人の役に立つこと

 どれだけ自分がすばらしいと考えている商品・サービスでも、需要がなければ、お金を得ることはできません。

 どうすれば相手が喜ぶのか、相手の役に立つのか、顧客視点で売り物を考える必要があります。

「小さな起業」アイデアを考えてみた!

 これら3つのポイントを踏まえて、自分でも何ができるか考えてみました!

①個人指導の空手教室

 「小さな起業」と聞いてまず思いついたのが、少人数でのミニ空手教室です。自分は、14年間空手を習っており、道場や大学の部活動でも、指導側の経験も積んできました。

 また2020年の東京オリンピックでは、空手が競技として初めて実施されることもあり、オリンピック前後にはブームが起こると予想されます。

 空手を習いたい、でもどうやって習えばいいかわからない…という方に向けて、小規模の空手教室ができればと思います。

②ダンス教室

 今自分が一番趣味で力を入れているのがダンスです。休日の大半は社会人サークルや、ダンススクールで汗を流しています。

 社会人になってみると、新人芸や忘年会など、意外と踊る機会があることに気づきました。私は踊ることが好きなので、とても楽しく社内イベントに取り組んでいますが、中には振り付けを覚えるのが苦手という人もいます。これはビジネスになるのでは? とひらめきました。

 新入社員の歓迎会や忘年会などの会社イベント向けに、流行りのダンスの振り付けをいち早く覚えて教えたり、動画をYoutubeに公開したりといった方法が考えられます。

読むとワクワクする一冊!

 本書を読んで、会社から与えられた仕事をやるだけではなく、自分で仕事を創っていくことが重要であること、またそのためには具体的にどんなステップを踏めばいいのかを学ぶことができました。

 読み進めていくと、「自分だったらどんな仕事が創れるかな?」と考えが広がっていく、ワクワクする一冊です。あなたも自分だけの「小さな起業」プランを考えてみませんか?

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