世界的エリートが結果を出し続けた「王道の勉強法」3つのノウハウ

世界的エリートが結果を出し続けた「王道の勉強法」3つのノウハウ




 近頃、「AI失業」という言葉が世間をにぎわせています。テクノロジーの進化によって、現在人間が手がけている仕事が、どんどんAIに取って代わられ、その結果、ちまたに大量に失業者があふれていく…というものです。

 今、会社に所属して働いているビジネスパーソンのなかには、自分の仕事は10年後も存在するのだろうか、自分はこのままずっと会社にいられるのだろうか、と心配になっている方もいるでしょう。

 そんな時代に備える有効な手段として、次の2つが挙げられます。

  1. スキルアップして、会社に不可欠な人材となる。
  2. 独自のスキルを身につけ、会社にしばられない生き方をする。

 どちらの場合も、より高度な、より専門的なスキルを得ることが必要です。また前提として、「知力の向上」、つまり学力を伸ばすことが重要となるのは言うまでもありません。

 これから勉強を始めるのだけれど、できるだけ短時間で効率的にやりたい! 日頃勉強しているけれど、いまいち伸び悩んでいるのを打開したい!

 今回は、そんな人たちにうってつけのヒントがいっぱい詰まった『ノルウェー出身のスーパーエリートが世界で学んで選び抜いた王道の勉強法』を紹介します。

「編集者の寄稿企画」について
 この記事は、編集者様・著者様自身に担当ビジネス書の紹介文を執筆いただいたものを当方で編集する寄稿企画の記事です。
 記事を書いていただければ、美女モデルを起用したコンテンツを無料で制作・掲載しますので、ご興味ある方ぜひお問い合わせください。



ノルウェーの教育・研究大臣からお墨つきをもらった勉強法

 この本の著者、オラヴ・シーヴェはノルウェー出身。もともとはごく平凡な学生だった彼ですが、ある時、「成績を上げるためにはどうすればいいのだろう?」という疑問を持ち、勉強法の研究を始めます。

 自ら実験台となり、試行錯誤しながら実践していった結果、「GMAT」で、過去5年間、100万人を超える受験者の上位6パーセントに入り、オックスフォード大学やアイビーリーグのペンシルベニア大学ウォートン校に見事合格しました。(「GMAT」とは、ビジネススクール入学希望者の学力を測る世界規模の試験)

 オックスフォード大学で経営学修士号を取得した後、現在は勉強法の伝道師となって、母国などで活躍中です。

 教育先進国であるノルウェーの教育・研究大臣からもお墨つきをもらったという彼の勉強法は、徹底的に効率を重視しながら、同時に全体的な学力の底上げを果たすのに必要な真っ当さも備えているのが特徴です。

 キーワードは、「SQ3R」「PCWC」「SMART」の3つ。以下、具体的に見ていきましょう。

効果的な勉強法「SQ3R」

 勉強するためには授業や講義を受ける、グループで教え合う、そして現在ではスマホで動画を見るなど、いろいろなやり方があります。しかし最も手軽で一般的なのは、やはり本を読むことではないでしょうか。

 著者によれば、効果的に勉強するために本を読むときは「読解ストラテジー」を使うとよいそうです。おすすめは、1946年に心理学者のフランシス・ロビンソンが著書で紹介した「SQ3Rストラテジー」(Survey, Question, Read, Recite and Review/概要をつかむ、自問する、読む、暗唱する、まとめる)と呼ばれるもの。

 これ以後に作られたものは、ほとんどがSQ3Rに基づいているといいます。

1.概要をつかむ(Survey)

 章ごとに全体をさっと読み通します。導入部分、見出し、小見出し、太字の部分、まとめの部分で、作業にかける時間は5分までにします。

2.自問する(Question)

 この章を読む目的は何だろう? 読んだ後、次にどんな知識を得るべきだろう? と自問しながら読みます。自分がすでに知っているところは? どんな関連づけができるのか? など、いつも考えるようにします。

3.読む(Read)

 心地よいと感じるペースで読みます。大切なのは、理解することに重点をおくことです。

4.暗唱する、まとめる(Recite and Review)

 内容を自分の言葉で暗唱します。暗唱とは、設問や見出しやキーワードを見て、それについて自分が知っている事柄をできるだけたくさん答えることです。暗唱するときは本を見てはいけません。

 また、どんな内容が書かれていたか、まとめてみます。内容を記憶するための読書では、時間の半分は内容をまとめることに使います。

 これらの4つのやり方を駆使しながら本を読むことで、より効果的に勉強できるそうです。

試験本番で力を発揮する「PCWC」

 次に紹介するのは、筆記試験の本番で力を最大限に発揮するための「PCWC」(Plan, Clarify, Write, Control/計画する、明確化する、書く、見直しする)と呼ばれる方法です。

1.計画する(Plan)

 試験では時計をよく見ていないと、全部の問題に答える時間がなくなってしまいます。これを避けるために計画を立てます。最初に問題の数とテスト時間を確認し、1時間につき5分から10分を差し引いた後、残った時間を問題の数で割って1問に使える時間を出します。

 こうやって余裕を作ることで、テスト時間の管理がとても楽になります。

2.明確化する(Clarify)

 問題文を何度か読んで、質問の意図をはっきり理解します。緊張しすぎて、質問をよく把握していないまま答えてしまう場合がありますが、どんなによい解答をしたとしても、趣旨からはずれていると点数がつきにくくなります。

3.書く(Write)

 解答は、読む人を意識して、できるだけシンプルに、順序立てて書くように心がけます。まず全体像と主な内容を示した後、詳しい説明に移るとわかりやすいものとなります。

 また、書き足りない解答は、書きすぎたものよりも点が低くなりがちです。印象が悪くなるような乱暴な書き方は避け、ていねいに書きます。全体が長くなるようなら、整理してまとめることも大切です。要素をグループ分けし、導入と結論をとり入れて書きます。

4.見直しする(Control)

 時間配分に注意しながらテストを受ければ、最後に少し時間があまるはずです。その時間を使って答えを見直します。問題の指示に沿って答えているかどうかを確認し、書きそびれた重要な点があれば書き加えます。

 最後によく確認すると、ケアレスミスや本当は知っているのに書き損なっていたものがなくなります。

 これら4つのステップは、あらゆる筆記試験に使えるものです。

優れた目標設定のための「SMART」

 目標があると進む方向が決まり、突き進む力が生まれます。目標を持つと集中力が高まり、日々の生活で正しい選択ができるようになります。

 すぐれた目標の法則を頭文字で表すと、「SMART」(Specific, Measurable, Ambitious, Realistic, Time limited/具体的なもの、測定可能なもの、意欲的なもの、現実的なもの、期限つき)になります。

1.具体的なもの(Specific)

 明確かつシンプルに設定します。

2.測定可能なもの(Measurable)

 結果が測定できる形にします。

3.意欲的なもの(Ambitious)

 簡単すぎず、さらに上をめざすものに設定します。

4.現実的なもの(Realistic)

 物理的に可能な内容にして、苦しむほど厳しいものは選ばないようにします。

5.期限つき(Time limited)

 達成するべき期限をはっきり設定します。

 本書によると、目標は具体的であればあるほどよいのだとか。具体的な目標にするほど成果が上がるという研究結果が世界中で発表されているそうです。

テクニックを身につけ最大限の成果を

 ここまでご紹介したもの以外にも、本書にはたくさんの勉強のコツ、テクニックがつまっています。

 著者によれば、教科や科目によっては、別の角度から攻めることが重要だったり、違うテクニックが必要になったりするそうですので、本書を参考にしながら、自分にあったやり方を見つけていただけたらと思います。

 では最後に、本書からのメッセージです。

 あなたは自分が思っているよりずっとうまくやれます。必要なものは、すべてあなたの中にそろっています。あなたはただ、それを引き出していけばいいのです。

(Written by Publisher’s editor)



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