こんにちは、白木愛奈です。現在、慶應義塾大学の法学部に通っています。今回は、私が大学受験の時に使った『詳説世界史B 改訂版』という教科書と、私の世界史の勉強法についてご紹介します。
世界史は高校3年生までほぼノータッチだったので、一番苦手な科目でした。でも高3の夏から本格的に勉強を始めて、この教科書を何周も何周もしたことで、だんだんと世界史が好きになっていきました。
私の世界史の勉強法には、次の3つのポイントがあります。
- まず世界史全体の流れを掴む。
- 次に細かい語句を覚える。
- 記述の問題はとにかく書きまくる。
以下、順番に説明していきます。
世界史の勉強法3つのポイント
①まずは世界史全体の流れを掴む
高3の夏の時点では、世界史の出来事をバラバラに覚えていた程度だったので頭がちんぷんかんぷんになってしまい、最初に解いたテストはさんざんな結果でした。
そこで、まずは教科書を読み込んで、歴史の流れを理解することにしました。次のように4色に分けて、マーカーを引きながら勉強しました。
- 青 :人の名前
- 緑 :場所
- 黄色 :時間
- ピンク:その他の覚えるべきところ
こうするとすごく復習しやすくなるのでオススメです。
1周目は一章ずつただひたすら読んでいき、2周目から色分けのマーカーを引きます。そして3周目には、一問一答の参考書と照らし合わせて、補足すべきところをペンで書き足しながら覚えていきました。
何周も読むことで歴史の流れがしっかりと頭に入ってきたので、センター試験などにはもってこいの勉強法だと思います。
②細かい語句を覚える
全体の流れがだいたい入ったら、細かい語句を覚えはじめました。語句の勉強は、東進の『世界史B一問一答【完全版】』を使っていました。
星3、2、1で重要度順に分かれているんですけれど、早慶レベルでは教科書に載ってないような細かい知識まで出るので、星1つの重要度が低いところまできっちり押さえるようにしました。
③記述の問題はとにかく書きまくる
私は国立と私立を併願していたので、国立対策として記述の勉強もしました。記述でも大切になるのは、やはり全体の流れをつかめているかどうかです。
教科書の書き方を参考にして、とにかく過去問を解きまくりました。過去問を解いていくと正しい書き方がだんだんわかってくるので、長い記述にも慣れていきます。
講師が全員・現役東大生のオンライン個別指導
アフィリエイト広告を利用しています。
まとめ
「世界史の流れをつかむ」というのは、国立にも私立にも一番有効な勉強法だと思います。
全体の流れをつかんだ上で、
- 私立だったら細かい語句を覚えきる
- 国立だったら記述の対策をする
ということやっていけば、効率的に勉強できると思います。
最初に言ったように、私は本当に世界史が苦手でずっと悩まされていました。でも高3の夏でこの教科書を何周もして、歴史の縦の流れと横の流れをつかんでからは、世界史が好きになっていきました。
いま世界史が覚えられずに伸び悩んでいる方は、語句を覚えるだけではなくて、教科書を読み込んで、時代の流れだったり場所だったりをつなぎ合わせて覚えると記憶しやすくなると思います。
ぜひ実践してみてください
LEAVE A REPLY