ライフハックで「時間の使い方」を変えれば、人生はゆっくりと変わり始める

ライフハックで「時間の使い方」を変えれば、人生はゆっくりと変わり始める


 こんにちは。ゲンゴローです。

 「いかに効率よく、ラクに仕事をこなすか」

 働き方改革が叫ばれる昨今、常々考えながら仕事をするようになりました。そんなスキルが学べる本はないかな? と探していたところ、見つけたのが『ライフハック大全――人生と仕事を変える小さな習慣250』

 「ハック」とは、「○○を効率よく行うためのテクニックや小ワザ」を指す言葉。つまりライフハックとは、「人生の質や生産性を高めるようなテクニック」のことを指します。

 この言葉は、ジャーナリストのダニー・オブライエン氏が2004年に行った、「ライフハック:生産性の高いアルファギーグの秘密」という公演からきていると言われています。この公演で氏は、次のように指摘しています。

 生産性の高いプログラマーは他のプログラマーに比べて何十倍も仕事が速いものの、彼らが何十倍も頭が良かったり、高い技能をもっていたりするわけではない。

 これを受けて著者は、彼らは「人に見せるのが恥ずかしいほど簡単なプログラムや、習慣を繰り返し適用することで、日常に小さな近道を生み出し、いわば人生をハックしている」のだと説いています。

 小さなことを繰り返すことで、大きな成果が得られる。今回は、そんなライフハックの考え方と具体的なテクニックをご紹介します。

1.時間の使い方を極端にせよ

 本書で一番初めに紹介されているライフハックは、時間の使い方に関するものです。なぜなら「人生を変える」ことは、「時間の使い方を変える」ことと同義だからです。

 著者は「平均的な時間の使い方からは平均的なことしか生まれません」と言います。この言葉にはグサリときました。

 たとえば日本の20~30代のテレビの視聴は、平日でも平均で130~160分、ネットの利用は90~140分に達するそうです。一口にネットといっても、映画を観たり、SNSをしたり、メールしたりなど、使用用途はまちまちでしょう。技術の進歩により、多様な方向に時間の使い方が分散されるようになっているのです。

 「やりたいことがある。でも仕事が忙しくて時間がない」と感じている人は、この「平均的な時間の使い方」をしていることが原因です。

 著者は、分散した時間の使い方から卒業し、本当にやりたいことを突きつめて「極端な時間の使い方」をすることを勧めています。

 さまざまな物事に時間を分散させると表面的な情報しか得られませんが、一つのことに極端に時間を集中させると、他の人は持っていない知識や学びを得ることができます。

 たとえば、私は仮想通貨や人工知能のようなテクノロジー分野に関心があるので、日々ネットニュースで流れてくる情報を細切れで読むだけでなく、以下のような「極端な時間の使い方」をしたいと思います。

  • 今後、どんな種類の仮想通貨が普及するか予測するため、世界各国の通貨の歴史を調べる。
  • 人工知能が浸透した世界を学ぶため、古今東西のSF映画・小説に触れる。



2.残業はいつだって非効率と考えよ

 「残業は効率の悪い時間の前借りですので、最初から損」であると筆者は言います。

 建築分野において、1日の現場の作業量に対し労働時間を引き伸ばすと、工期は短く、仕上がりは同程度になるのか? という研究がなされました。

 その結果は、週40時間の労働を50時間にしても、時間当たりの効率は16〜24%低下し、疲労が次の日に残ってしまうというものでした。

 締め切り前日など、どうしてもその日にやらないといけない仕事でない限りは、次の日に早く来て済ませてしまったほうが効率的ということです。

 仕事の遅れを毎日の残業で取り戻そうとするのではなく、1週間、1ヶ月などより広い期間の中でいかに効率的な仕事の進め方ができるかを考えるべきなのです。

3.クリップボード履歴ツールでムダを排除

 では、残業しないうように日々の仕事の生産性を高めるためにはどうすればいいのか。重要なのは、小さなムダを排除し、それを習慣化することで自ら時間を生み出すという視点です。まさにライフハックの考え方ですね。

 たとえばパソコンでの単純作業は退屈だと思います。自分も仕事柄、半日くらい書類作成のために単純作業をしていることがあり、中でも文章をコピーして、別のファイルに貼り付けする作業は、特に頻度が高いです。

 そんな作業を劇的に効率化できるのが「クリップボード履歴ツール」です。ほとんどの人は、右クリックあるいは「Ctrl+C」でデータをコピーして「Ctrl+V」で貼り付けをしていると思います。しかしこれだと、一回の作業で一つのデータしかコピーできません。

 「クリップボード履歴ツール」なら、複数のデータをまとめてコピーすることができるので、マウスで二つのファイルを行き来する必要がなくなるのです。

 今回は、本書でwindowsのパソコン向けに紹介されていた「Clibor」というソフトを使ってみました。使い方はいたって簡単。

  • Ctrlキーを2回押すとでソフトが起動します。
  • 「Ctrl+C」でコピーしたデータのリストが表示されるので、選択して「Ctrl+V」で貼り付けることができます。

 フリーソフトなので基本無料で使用することができます。だまされたと思って使ってみてください。

 このようなコピペの作業は、ほんの数秒マウスを移動するだけなので、「その程度の手間を削減したところで何も変わらないだろう…」と思われるかもしれません。しかしちりも積もれば山となる。数秒の効率化も、積み重ねていけば、数時間、数日と大きな時間を生むことになるのです。

ライフハックで人生の航路を変えよう

 大型船は、全力で航路を変えようとしても、実際に変わるのは、何キロも進んでからだそうです。「毎日の行動と人生の流れに似ている」と著者は言います。

 人生の流れを1日で劇的に変えることはできません。今まで当たり前だと思っていた習慣や行動一つ一つを見直し、小さなことから少しずつ変えていくことが重要なのです。自分もついついスマホでSNSを眺めてしまう癖があるので、改めようと思いました。

 今回紹介したライフハックはほんの一握り。本書には、上記を含む250ものライフハックが紹介されています。皆さんも、ライフハックを習得して、ゆっくりと、人生をラクにしていきませんか?

執筆者プロフィール

ゲンゴロー
「美女読書 編集室」第1期メンバー
石川県生まれの26歳。研究機関に勤務。
趣味は空手とダンス。

ブログ:「ぎりぎり攻めたらいーやん」


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