5年後、10年後の仕事が不安な人が読むべき本!安定した仕事に就く方法は?

5年後、10年後の仕事が不安な人が読むべき本!安定した仕事に就く方法は?






5年、10年先を見据えて今何をすべきか?

 先行きが不透明な今の世の中。5年後、10年後という近い将来に自分たちの仕事や働き方がどうなっているのか、不安を抱く若者は多いでしょう。

 大企業に入れば安心という神話はとっくに崩れ、世界規模での競争が激化している今。本当の安心・安定を得るために、私たちは何をするべきなのでしょうか。

 そんな悩める若者へ、5年後に向けた具体的な行動指針を示してくれるのが『5年後働く自分の姿が見えますか?』です。

 執筆陣は、岩瀬大輔、飯田泰之、古市憲寿、駒崎弘樹、経沢香保子、為末大、田端信太郎、加藤嘉一(敬称略)ら7名。メディアでよく目にする、各界で活躍されるトップランナー達ばかりです。

 今回は、5年後の仕事が不安な人が今すぐに身につけるべき能力について紹介します!

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今回のポイント!

  1. “日本人”を主語にせず自分自身と向き合う!
  2. 会社の看板に頼らず「個」の力で勝負する!
  3. “余人をもって代え難い”価値を身につける!

“日本人”を主語にせず自分自身と向き合う

 本書の中で多くの執筆者が言及しているのが、「漠然とした不安に対してどうすればいいか?」と問うことは無意味であるという点です。

 いまの時代に多くの人が抱く漠然とした不安に対して、ただ漠然と「どうしたらいいか?」と問うことを、僕は無意味だと思います。(中略)「日本人は」というようなざっくりとした主語設定は、何の解決策も導き出せません。(岩瀬大輔)

 万人に共通する普遍的な答えなど存在しない以上、「日本企業はどうすべきか?」「日本人はどうすべきか?」と考えてみても、個人にとって意味のある答えは出てきません。

 まずは「とりあえずみんなが選んでる道を選ぼう」という発想を捨てて、自分自身と真剣に向き合い、各人が「自分にとっての答え」を見出していくことが必要です。

 そして「自分にとっての答え」の選択肢を広めるために重要なのは、「個」の力を磨くことです。

会社の看板に頼らず「個」の力で勝負する

 企業の平均寿命が縮まる一方、定年が延びて行くこれからの日本では、1つの会社でずっと働き続けることは現実的ではありません。サラリーマンの誰もが、「転職」を前提とする働き方になっていくのです。

 1つの会社に依存した働き方をしていては、本当の意味での安定を得ることはできません。重要なのは会社の看板を背負うことではなく、「個」の力を磨くことです。

 労働市場で価値がある人材、いつでも他社からスカウトされるような人材に成長することです。(中略)どこに行っても通用する人材であることは、どんな時にもあなたの最強の武器であり、自信と心の安定をもたらしてくれるはずです(岩瀬大輔)

 たとえば残業代欲しさにわざと生産性の低い仕事をしたり、その会社でしか価値を生まないような処世術を磨いたりしているようでは、労働市場で価値のある人材とはなりえません。

 常に生産性の高い仕事を心がけ、どんな環境でも価値を生める人材になることを目指しましょう。

 今の時代に大事なのは、どんな会社に雇ってもらうかではなく、自分が「個」としてどういう市場価値を持てるかだ。自分には何ができて、何ができないのか。(中略)個人としての力量を市場価値で判断し、それに応じて働き方や居場所を求めていく。ーそういう意識が大切だろう。 (加藤嘉一)

 生産性を高める方法はこちらの記事を参考にしてください。

 では、会社の看板に頼らない「個」を磨くためにはどうすればよいのでしょうか。



“余人をもって代え難い”価値を身につける

 グローバル資本主義経済において、「誰でもできる仕事」は最低価格まで買い叩かれる運命にあります。

 「個人の市場価値を高める」というのは、つまり「他には出来ない仕事」=「余人をもって代え難い価値」を身につけるということです。

 自分の価値を「余人をもって代え難い」ものとアピールできれば、労働力として高く売る交渉ができるでしょう。(飯田泰之)

 飯田さんの言葉を借りれば、「余人をもって代え難い価値」とは、資格試験のように「マニュアル的な要素が強い」いわゆる「お勉強で身に付く」ものではなく、「経験によって身に付く」ものです。

 変化に対応できて、しかもコモディティ化しない、ジェネラルな技能とは、結局のところ経験によって身に付いている技能だと思います。(中略)外に目を向ける前に、まず足下を固める。今いる会社でないと身に付かないこと、あるいは、今その業務をやっているから身につくタイプの能力を高めてください。その中で、「コレだけは他の人には真似できない」「誰よりも得意だ」というものを持つことです。

 この点は、岩瀬さんも同様のことを述べています。

 どこに行っても通用する人材になるためには、逆説的ではありますが目の前の与えられた仕事をがむしゃらにこなし、一日も早く社内で信頼される人材になることです。

 「余人を持って変えがたい価値」とは、何か突飛な技能を身につけるということではなく、まずは目の前の仕事に全力で取り組んで周囲からの信頼を得ること。

 そうして様々な仕事を任されて、他の人が経験しないような実績を積んでいくことで磨かれていくということです。

まとめ

 こうして見ると、「何を今さら」と感じる方も多いかもしれません。「そんなの分かってるよ。で、結局今の仕事を頑張れってことなの? それって解決策になってるの?」のように。

 重要なのは、5年後の日本経済がどうなろうとも、自分が労働市場において価値のある人材であれば何の問題もないということです。そしてそれこそが、不安を取り除くための最も本質的な解決策となります。

 「このままでいいのかな…」と漠然とした不安を感じながら仕事に取り組むのではなく、会社の看板に頼らない「個」になるという心構えをもって、日々の仕事に取り組みましょう。具体的には、上述の通り「生産性」を高め続けることです。

 そうすれば、「どこに行っても通用する人材」になれるでしょう。

 まずは今の自分の「強み」が何かを知るために、リクルートが提供している無料診断ツールの「グッドポイント診断」を受けてみましょう。

 またちゃんと労働市場での価値を高められる会社で働きたいと考えている方は、あらゆる業界・職種に対する専門的な知識をもったキャリアアドバイザーに相談ができる「リクルートエージェント」のような転職エージェントサービスを利用しましょう。

 どちらも無料で簡単に登録できるので、気持ちが高まった今この瞬間に行動に移してしまうことをおすすめします。

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※現在はリニューアルして「MOJA in the HOUSE」というお店に変わってます!

モデルプロフィール


・名前     :安藤麻貴
・生年月日   :1989.3.20
・出身     :青森
・職業     :モデル
・将来の夢   :可愛いおばあちゃん
・Twitter    :@hello_makitty_3
・ブログ    :「*安藤麻貴のエンジェルまきにゃん*」

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