8月下旬からスタートした、ライティング力を磨くためのオンラインサロン「美女読書」編集室。
おかげさまでたくさんの方にご参加いただいており、10月以降は毎月30名の枠が満員状態となっております。また提携出版社様も増え、良質な本が多数ラインナップされています。
簡単に説明すると、書評記事を書くことを条件に出版社様からビジネス書を無料でご恵贈いただき、メンバーは好きな本を選んで読んで、書評を書きながらマンツーマンでライティング指導を受けるというオンラインサロンです。
毎月20タイトル以上の新刊が追加され、現在200冊程度。これからさらに増えていく予定です。直近ですとcakesさんが新しくスタートした「スマート新書」もラインナップに追加されました。
さて、先日、佐藤航陽さんの『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』を読んだところ、非常の興味深い内容が書かれていました。
それは「持続的かつ自動的に発展していくような『経済システム』」に共通する5つの要素についてです。サロン運営にそのまま活用できる内容だったので、さっそく実践してみることにしました。
5つの要素とは下記の通り。
- インセンティブ
- リアルタイム
- 不確実性
- ヒエラルキー
- コミュニケーション
これら5つの要素が内在している「経済システム」は、持続的かつ自動的に発展していくということです。各ポイントの詳しい説明については別途記事にしてご紹介しますが、今回は取り急ぎ「インセンティブ」についてサロン運営に取り入れてみようと思います。
毎月メンバーの中からMVPを発表します
インセンティブを設けること自体は、サロンスタート時から想定しておりました。しかしなかなか良いアイデアが浮かばず、ずるずると時間ばかりが過ぎてしまう結果に。
何にせよ、まずは行動に移してみないとわからないということで、今月から月間MVPを発表することにしました。
- 執筆本数部門
- PV部門
- SNS部門
それぞれの部門で1位になったメンバーを、毎月運営ブログでフィーチャーして紹介していきます。
ということで、非常に今更感がございますが、8月〜11月までのMVPの方をまとめてご紹介します!
※PV数はサイトに表示されている数字を基準にします。(SmartNewsでのPV数はカウントされません)
※シェア数は、Twitter、Facebook、はてなブックマーク、Pockeの合計を「point」として表記します。
※8月下旬から始まった企画なので、8月、9月は合算します。
8月、9月
執筆本数部門:ゲンゴローさん(5本)
PV部門:ゲンゴローさん(3,754PV)
SNS部門:ゲンゴローさん(125point)
PV数トップの記事
シェア数トップの記事
- Twtitter:14
- Facebook:88
- はてブ:0
- Pocket:23
10月
執筆本数部門:YUSUKEさん(3本)
PV部門:YUSUKEさん(2,381PV)
SNS部門:keikoさん(73point)
PV数トップの記事
シェア数トップの記事
- Twtitter:9
- Facebook:44
- はてブ:2
- Pocket:18
YUSUKEさんも執筆ペースがとても速く、それでいて情報量の多い読み応えのある記事を書くことができるライターさんです。初期の頃は重複表現や日本語の誤りが見受けられましたが、指摘した点の改善スピードが速いため、ライティング力はぐんぐん向上し、最近はほとんど修正する点がなくなりました。単なる要約記事とならないよう、ご自身の体験を交えた文章を意識されているため親近感が湧く記事に仕上がっています。
keikoさんは、初期の頃から基本的文章力がしっかりしており、文法や日本語的な意味での修正点が少ないライターさんです。一方で「どのように記事にまとめればよいのか」という構成面で苦戦されている印象もありましたが、本数を重ねるごとにその点が改善され、最近は「この記事で何を伝えたいのか」がはっきりしてきました。今後は、記事に盛り込むべき情報の取捨選択の質が高まると、より説得力のある記事になると思います。
年齢:31歳
出身地:北海道
好きなこと:美女、読書、筋トレ、酒、旅
【私の格言】
「美女と読書は、人生において最高のエッセンス」
本屋、図書館、ブックカフェ、「本が並ぶ空間」を愛する。
仕事は、ホスピタリティ業界の事務職。
問題解決のために、大好きな空間で
ビジネス書を手にします。
ブログ:Hospitality 事務屋 keikoのブログ
11月
執筆本数部門:taka-hiraiさん(3本)
PV部門:taka-hiraiさん(3,929PV)
SNS部門:YUSUKEさん(135point)
PV数トップの記事
シェア数トップの記事
- Twtitter:20
- Facebook:103
- はてブ:3
- Pocket:9
taka-hiraiさんは記事で伝えたいことがはっきりしているため、読んで得られる情報がわかりやすく、情報価値の高い記事を書かれるライターさんです。初期の頃こそ、構成や記事の読み心地に少々違和感のある部分があったものの、その後の伸び率がすごく、まるで別人が書いているかのような完成度の高い記事を量産されるようになりました。その点はPV数にもしっかり反映されており、現状、一本平均で最もPV数が高いライターさんでもあります。
この月のYUSUKEさんの「独学術」の記事は、情報量が多く内容の濃い記事であったことに加え、著者さんがTwitter、Facebookでシェアしてくれたこともあって、PV数、シェア数ともに大きく伸びました。記事の質が高いことが前提ですが、SNS部門でMVPを獲るには、著者さんにシェアしてもらえるかが大きな鍵となりますね。
年齢:31歳
出身地:北海道
好きなこと:美女、読書、筋トレ、酒、旅
【私の格言】
「美女と読書は、人生において最高のエッセンス」
今後もインセンティブは増やしていきます
正直に言うと、現状はPV数にせよSNSシェア数にせよ、Webメディアとして影響力があると言えるレベルの数字ではありません。そのため今後は「美女読書で書けば多くの人に読んでもらえる」という状況が作れるよう、メディアとしてもいろいろと施策を打っていきたいと思います。
また別の形のインセンティブも増やせるよう、いろいろと実験していきます。たとえばライティング力の高いライターさんには、ギャランティをお支払いして書評記事を書いていただく体制が作れると面白そうです。1本あたり3,000〜5,000円くらいで、発売日に合わせてネット上で複数の書評記事を一度に公開できれば、一定のプロモーション効果が見込めるはず。
ちなみにサロンの会費は月額2,500円〜。本一冊あたり1,500円と考えると、メンバーは月に2〜3冊分の書評が書ければ、仮にライティング指導の付加価値が0円と感じられたとしても、元が取れるという計算になります。(実際はおかげさまで好評いただいております)
また書評を書いてアウトプットをすることを前提とした読書なので、積読になったり、読んだだけで3日後にはさっぱり忘れてしまったりということにならず、読書の効能を最大限に高めることができます。(送られてきた本がイメージと違った場合、返品いただければ書評を書かなくても大丈夫です)
月に何冊もビジネス書を購入しているものの読みきれていない方、内容が身についていないと感じる方、ぜひアウトプットを前提とした読書の場として「美女読書」編集室をご活用ください^^