こんにちは、森山みなみです。今回ご紹介する本は、『Habit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣』です。
本書では、日常に取り入れることのできる「小さな行動習慣」について、「お金」や「仕事」「人間関係」などジャンルごとにまとめられています。しかもその習慣のほとんどが「5分以内」で実践できることで、たった5分なのに、ある程度繰り返せば大きな複利効果が期待できる習慣です。
そのような習慣を1日の中でいくつも定着させられたら、大した努力をしなくても、人生がより良くなる、というのがこの本の主旨です。
日常に新しい習慣を身につけるのは簡単なことではありません。日々のルーティンが増えるばかりだと、プレッシャーやストレスを感じてしまい、長続きがしないと思います。
そこで重要になってくるのが「大事な習慣をセットで行う」ということです。これが「Habit Stacking」です。「習慣スタッキング」がうまくいくのは、すでに習慣になっている日常の行動とセットで行うことで、新しいことをゼロから習慣にするストレスがなくなるからです。
簡単で効果的な習慣から始め、そのルーティンが「やらなければ気持ち悪い」重要な日課として定着したら徐々に増やしていく。こうすることで、自然と新しい習慣を身につけることができます。
たとえばあなたに目標があれば、達成のプロセスとなる「小さな行動」に着目して、毎日を意識的に過ごすことで、日々はもっと充実するでしょう。そんな自分を成長させるルーティンの設定方法を教えてくれるのがこの本です。
これからご紹介する5つのことさえ守れば、この「習慣スタッキング」は実行できます。
- 自分にとって重要な小さな行動を見つける。
- 同じくらい重要な行動をセットにまとめる。
- 毎日決まった時間にそれらを実行する。
- トリガーを使って、自分にスタックの実行を促す。
- 面倒に感じないよう、ひたすら簡単にする。
それでは、私がこの本の中で実践したいと思った行動習慣を3つご紹介したいと思います。
実践したい3つの行動習慣
①後悔を手放す
過去のことに思いを巡らせ、自分の誤った判断や人間関係のもつれを後悔したり、悲しく思ったりすることは誰にでもあると思います。しかし過去を気にしない習慣を身につければ、後悔しない自分になれます。
そのためには自分の過去に対し、感謝の気持ちを持つことが有効だと書かれています。うまくいかなかったことからも学べることはたくさんあります。「失敗経験から同じ過ちを繰り返さないための知恵が得られる」と考えれば、後悔に苛まれることがなくなるはずです。
過去の失敗を引きずって、なかなか前向きにならないのってすごくもったいないことですよね。後悔を手放すことを習慣にすれば、心が前向きになって新しい成長につながると思います。
②最重要タスクを3つ特定する
1日のスケジュールを立てる方法として、まずは最重要タスクに専念するというやり方があります。これならたくさんのタスクを詰め込みすぎることがありませんし、やりきれなくて落ち込むこともありません。
また優先順位の高いタスクにフォーカスできるので、たとえそれらのタスクしか終わらなかったとしても、生産的な1日が送れたことになります。
私は1日にやるべきことがたくさんあったとき、すべてが中途半端に終わってしまうことが結構あるので、最重要タスクを決めるというのは、ぜひ取り入れたい行動習慣でした。これを取り入れれば時間がすごく有効に使えて、生産的な一日が送れそうです。
③無料で楽しめることを探す
お金をかけなくても外出して楽しい時間を過ごせるものですが、そのことを見落としがちです。無料というと、贅沢な外食などと比べてつまらなそうだと思いやすいからでしょう。
でも、2人で映画と食事に行けば1万円は軽く超えてしまいます。そのお金を食料品やカードの支払いに充てたほうが賢いと著者は言います。外食で贅沢する代わりに、少し時間をかけて地元の無料イベントを探せば、懐を痛めずに楽しい時間を過ごすことができます。
私も学生であまりその金銭的に余裕はないので、無料で楽しいことを探すのは今もやってることなんですけど、これを行動習慣として身につけたら、楽しみながら節約できてお金が貯まっていくので、すごくいいアイデアだと思いました。
まとめ
今回ご紹介した3つの行動習慣はほんの一部で、本書にはもっとたくさんの行動習慣が載っています。
私はここで紹介した3つの行動習慣を取り入れて、お金や仕事、マインドなど全て成長して、もっと時間を有効に使っていけたらなと思います。
あなたもぜひ自分の生活に取り入れたい行動習慣を見つけてみてください。
LEAVE A REPLY