「Kindle Unlimited」って利用してますか?
月額980円でKindle本の一部が読み放題となるサービスです。
「存在は知ってるけど、ラインナップに魅力を感じないから利用していない」という方も多いのではないでしょうか。
私自身、そういうイメージから長らく登録を見送ってきた一人です。
しかし最近になって、人気書籍やベストセラー、話題の新刊も追加されており、コストパフォーマンスが劇的に良くなっていることに気づきました。
最初は「3ヶ月無料キャンペーン」が終わったら止めるつもりだったのですが、「気になるけど買うほどじゃないな」と思っていた本や「面白そうだから買おう」と思っていた本まで追加されるので、十分元は取れそうだと思い、継続しています。
この記事を書いている間も、続々と新刊や人気書籍が追加されてくるのでもう手放せません。
以下、個人的に「買おうと思って保留していたらKindle Unlimitedに追加された」6冊を紹介します! そのうち2冊は、中田敦彦さんがYouTubeで紹介していた本です。
※ご覧いただくタイミングによっては、Kindle Unlimitedの対象から外れてしまっている場合がございます。
Kindle Unlimitedの人気ビジネス書6選
『BRAIN DRIVEN』
(4 / 5)
脳・神経科学者である青砥瑞人さんの著書。多くのビジネスパーソンが課題に感じている「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」という3つのテーマについて、「神経科学」の視点から紐解く一冊です。
「脳の中で何が起こっているのか(WHAT)」「なぜそうなるのか(WHY)」を図解を含めながらわかりやすく解説しています。
ただし「実生活へ応用する方法(HOW)」については、読者自身で創り出てもらうことを基本スタンスとしているためほとんど書かれていません。
なぜなら、他者から教えられるハウツーは「ヒント」にはなるものの「答え」にはならないため、自分自身で考え、創らなければ効果がないからです。
本書は、神経科学の知見を学び、活用することで、自分にとって本当に効果的な「モチベーションのコントロール法」「ストレス対処法」「クリエイティビティを高める方法」を創り出すための一冊と言えます。
『行動最適化大全』
(3.5 / 5)
精神科医の樺沢紫苑さんが、「仕事」「人間関係」「健康」という3つのテーマにおける悩みを解決するための「行動最適化」アイデアを紹介した一冊。
第Ⅰ部はイラストで簡潔に解説し、第Ⅱ部でエビデンスを含め詳しく解説する構成になっています。
たとえばこんな感じ。
イラストを見て興味を持ったトピックについて、詳しい解説に飛んで理解を深めるという読み方がおすすめです。
個人的に「継続」の最適化、「幸福」の最適化、「就寝直前」の最適化の3つを即実践したいと思いました。
『メタバーズとは何か』
(3.5 / 5)
フェイスブックが「メタ(Meta)」に社名変更したことで一気に話題となった「メタバース」。なぜ世界中に浸透した名前を捨ててまで「メタ」を選択したのでしょうか。
それは、メタバースが次のインターネット業界でのキラーサービスになると目されているからです。そこでの覇権争いに勝利した企業は、次の10年を統べることになると言われています。
ネット業界やテック業界以外の方は、まだまだ現実味を持ちづらいテーマかもしれませんが、だからこそ、いち早くその知識を学び、活用することで、自分の生活をよくしたり、ビジネスチャンスを捉えて一山当てることすらできたりするかもしれません。
メタバースとは何か、なぜそんなに注目されているのか、といった基本的な知識から、未来がどんな世界になるのかを知ることができる本書は、まさに「今、読んでおくべき一冊」です。
『MBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた』
(3.5 / 5)
日本IBM出身で、現在マーケティング戦略コンサルタントの永井孝尚氏が、「マーケティングを学ぶ上での必読書50冊」の紹介した一冊。難解で分厚い本も多い中、「仕事でどう役立つか」を手取り早く理解できるようエッセンスを抽出し、1冊あたり5分で要点を掴める構成になっています。
本書の要約だけで「その本を読んだ」と思えるだけの知識量や読み応えは得れませんが、「何が書かれた本なのか」をざっと掴み、精読する一冊を選ぶカタログとして利用できるという点で有益な一冊です。
『バビロン大富豪の教え』
(3.5 / 5)
1926年にアメリカで出版された『The Richest Man In Babyron』を翻訳、脚本、漫画化した一冊。古代バビロニアを舞台にした漫画を通して「お金を貯め、守り、増やす」ための原理原則を学ぶことができます。中田敦彦さんがYouTubeで紹介したことでも話題となりました。
主人公の少年バンシルは、バビロンの大富豪アルカドから教わった「黄金に愛される7つの道具」を実践しながら「お金の増やし方」を体得していきます。
肝となるのは「収入の十分の一を貯金せよ」「欲望に優先順位をつけよ」「貯えた金に働かせよ」の3つ。これらは「お金を増やす」ための必須ポイントであり、誰もが今すぐ実践できるシンプルな教えです。私もさっそく実践することにしました。
ちなみに、原作である『バビロンの大富豪』もKindel Unlimitedで読むことができます。
『「繊細さん」の本』
(3 / 5)
こちらも中田敦彦さんがYouTubeで紹介して話題となった一冊。まわりの人が気づかないような小さな変化を感じとってしまい、ストレスを感じやすい「HSP(Highly Sensitive Person)」と言われる人たち。
本書ではそうした人を「繊細さん」と呼び、「その感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を紹介しています。
注意が必要なのは、HSPに関する研究や専門的な知識を学ぶための本ではないという点です。あくまでHSP専門カウンセラーである著者がカウンセリングした「繊細さん」たちの悩みや、その解決に有効だったノウハウを詰め込んだ「実用書」となります。
そのため「それってHSPに限らず誰でも当てはまるのでは?」「そんなことで解決するなら苦労しないよね…」と感じる内容も多い印象です。
また、自分の繊細さを「克服すべき課題」ととらえずに「ポジティブな個性」としてとらえることを目的としたものなので、すでに繊細さをポジティブに捉えられている人にとって有益な情報は少ないかもしれません。
逆に、細かいことが気になりすぎてストレスを感じていたり、そんな自分に嫌気がさしている、生きづらさを感じてる、同じ悩みを持っている人はいないか知りたい、という方は、自分を肯定できるようになる一冊なので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
以上6冊は、全て紙で購入していたら10,000円近くします。
それが980円で読めるなんてコスパ良すぎです。
毎月1冊でも読みたい本があれば元は取れるので、気になるタイトルがある方はぜひ登録してみてください!
今後もおすすめのKindle本を紹介していきます!