フリーランスが「好き」を仕事にして成功するための大切な考え方

フリーランスが「好き」を仕事にして成功するための大切な考え方




 こんにちは、WEBマーケッターのいとうじゅんぺいです。

 今回ご紹介する書籍『成功するWebライターの仕事術』は、Webライターのフリーランスを目指す方に向けた一冊です。

 最近フリーランスとして働く人が増えてきていますよね。私も分野は異なるもののフリーランスとして仕事をしているため、本書を読んで、仕事の考え方や取り組み方で共通する部分は多いなぁと感じさせられました。

 フリーランスとしてのキャリアアップやギャランティー交渉、確定申告についてなど基礎知識もまとめられているので、Webライターに限らず、フリーランスとして活動している方、もしくは目指している方にとって参考になる一冊だと思います。

 この記事では、Webライターの方はもちろん、フリーランスが好きなことを仕事にして収入アップするために、大切な考え方について紹介します。

「好き」を戦略的に探す

 本書では、「好き」を仕事にするというテーマについて、さまざまな角度から話がされています。中でも印象に残ったポイントは次の2つです。

  • 初めに「好き」と思った仕事が、後から「そこまで好きじゃなかった」と気づくことがある。しかしその経験はムダではなく、うまく生かせば別のジャンルの好きなことで成功できる。
  • 「好き」と思うものをたくさん見つけて、どんどん取り組んでいくことで、社会的な需要があり、無理なく続けられる本当に好きな仕事が見つかる。

 これらの点は、本書でインタビューされている文具プランナーの福島槙子さんの例がとても分かりやすかったです。

 もともとアニメが好きだった福島さんは、最初はアニメについての記事を書くWebライターとしてキャリアを積んでいました。「好きな分野だと調べものや執筆が苦にならず、モチベーションを維持しやすかった」といいます。

 しかしあるとき、実はアニメがそんなに好きではないことに気づき、見続けるのが苦痛になってしまったのです。そこで転身先に選んだのが、もともとアニメと同じくらい好きだったという「文房具」の世界。

 アニメ業界の時と違うのは、「Webライター」として文章を書くだけでなく、「文房具プランナー」として自身も表に出るようになったことです。Webマガジン「毎日、文房具」を立ち上げ、文房具の専門家として、自分の想いや持論を伝えることが仕事になった福島さんは、以前よりさらに情熱が冷めづらく、モチベーションを高く保ったまま仕事ができるようになったといいます。

 またWebライターとして磨いてきたスキルがあったため、Webメディアからの執筆依頼を受けることができ、メディア露出の機会が増えていきました。その結果、TV出演や雑誌の取材の仕事につながっていきます。ライターとしての経験が、著名人になるための入口となったのです。

 こう聞くと、なぜ最初から大好きな文房具の世界でライターを始めなかったのか、と思われるかもしれません。福島さんは当時、文房具業界は規模が小さく、記事の需要が少ないと考え、アニメの分野から入ったそうです。

 しかし「文房具プランナー」として活動していくなかで、自身の名前を前面に出して活動するのなら、規模が大きすぎる業界は競争が激しいため、むしろ避けた方がよいケースがあることに気づきます。文房具業界は、規模は小さくても、確実に一定数のファンが存在し、Webマガジンや雑誌もある、福島さんにとって「好き」を仕事にする最適な業界だったのです。

 文房具業界に入った後は、もう一つの「好き」であった「猫」も生かし、猫をモチーフとした文房具を紹介する『まいにち ねこ文具』を出版するに至ります。

 自分にとっての本当の「好き」を追求し続けたからこそ、「好き」と「社会的需要」が交わる仕事に行き着くことができたのです。福島さんの例を見ると、本当の「好き」を求めて様々な経験を積んでいくことの大切さが見えてきますね。

「ヨコ」と「タテ」で収入アップ

 フリーランスは、仕事が増えるほど収入が上がっていきます。しかし時間に限りがある以上、こなせる仕事量にも限界があるため、収入を上げていくには、仕事の単価を上げる努力が必要です。

 その方法として、本書では次の2つの方法が紹介されています。

  1. 仕事の幅=(ヨコ)を広げる
  2. 専門性(タテ)を深める

 Webライターの場合、①はライティング以外のスキルも身につけることで、仕事の幅を広げるということです。たとえば撮影や編集など、隣接する仕事を手がけられるようになればギャランティーが上がりますし、今まで接点のなかったクライアントとの接触が生まれて、新しい仕事のチャンスが広がるでしょう。実際、Webライターは、ライティングと並行して他の仕事を行っている人も多いそうです。

 ②は専門知識やスキルを伸ばして単価を高めるという方法です。「その人でなければ書けない記事」というのは単価が高くなる傾向にあり、そこでは専門知識やスキルの希少性がものをいいます。

 この場合も、自分が好きで、社会の需要が高い分野を狙うのが良いでしょう。継続的に情報を追ったり、自分自身で体験したりして知識を深めることは、好きでなければ難しいからです。

相手の期待値を超えるのが大切

 「たとえ1本1,000円の原稿でも手を抜かず、相手の期待値を超えるようにする」ーーこの心構えは、Webライターに限らずどんな仕事においても大切なことでしょう。

 1,000円の仕事に対して1,000円以上の価値を提供することができて初めて、それより高い報酬の仕事に巡り合えるようになります。

 たとえば相手の期待値を100%としたら、110%以上で「満足」、120%を超えると「感動」に至るというのはよく言われますよね。100%でよしとするのではなく、常に相手の期待値を上回る成果を出せるようにしていくことで、徐々に信頼が得られ、成功につながるのです。

 仮に101%であっても、それをコツコツと続けて1年、2年と積み重ねていけば、大きな差となって表れることになります。

 フリーランスになりたての人や、これからなりたいと考えている人は、日頃からこうした姿勢を持って仕事に取り組むことを心がけてみてはいかがでしょうか。

執筆者プロフィール

じゅんぺい
「美女読書 編集室」第1期メンバー
WEBマーケティングコンサルタントとして複数の企業から受託を受けながら成果改善の実績を多数持つ。
その他にもビックデータの整備支援、経営改善業務も手掛ける。
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