ホリエモン「若者は海外に行きたくなければ行かなくてもいい」その理由は?

ホリエモン「若者は海外に行きたくなければ行かなくてもいい」その理由は?

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頭のなかにある国境を消してくれる一冊!

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 今月からスタートした「吉田ももみ起業物語」。ビジネス書の良書や著名人から学びを得ながら、「IT×教育」分野での起業をめざすリアルタイム成長ストーリー企画です。

 記念すべき最初の一冊は、ももみさん自身も読んで刺激を受けたという、堀江貴文さんの新刊『君はどこにでも行ける』

 海外旅行が趣味で、高校時代にアメリカへの留学経験があるももみさんは、今の若者の中では珍しいほど海外志向です。将来はグローバルに活躍できる起業家になりたいという野心もあり、今月末からブルネイへの留学も決まっています。

 そんなももみさんにとって、日本と海外の政治・経済の現状についてわかりやすくまとめられ、未来に対する前向きな展望を示してくれる本書は非常に参考になったといいます。


 
 本書を読むと、これまで海外に関心がなかった人でも興味が湧き出て、頭のなかにある世界を広げてくれるでしょう。

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「若者は海外に行くべき」とは言わないが、目を向けるべき!

 最近、「若者の海外志向が薄れている」「若者よ外へ出ろ!」という論調が目立ちますが、堀江さんは「行きたければいけばいいし、行きたくなければ行かなくていい」というスタンスです。

 「日本にいようが、海外にいようが、やれることなんて、いくらでもある」し、ネットの発達によって海外の情報が日本でも簡単に手に入る今、どうしても海外に行かなければいけない理由はあまりないからです。

 しかしながら、それでも海外へ目を向けることの重要性を説きます。というのも、日本のGDPはアメリカの約1/4、中国の半分以下で、一人あたりGDPは世界27位であるにもかかわらず、未だに世界でもトップクラスの豊かな生活を享受できていると思い込んでいる若者が多いからです。

 高級ホテルに宿泊するような富裕層だけを見ていくと、日本より明らかに上なのは中国、タイ、シンガポール、日本とだいたい同じなのは韓国、インドネシア。日本よりやや下はカンボジア、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、ラオスあたり。それも急追されている印象だ。(中略)アジアの後進国に比べれば、まだ裕福な暮らしができているというささやかな慰めは、とっくに通用しないのだ。

 世界の情報に目を向けないばかりに、こうした現状に気づくことができないと、周辺諸国にどんどん差をつけられてしまいます。

 もちろん経済的な豊かさを追求することだけが幸福につながるわけではありませんが、世界のリアルに目を向けず、自国の都合の良い部分のみを見るだけでは、現状の豊かささえ維持できなくなる可能性だってあります。

 事実、そうした状況が急速に進行しているのです。

日本は「未来型のグローバル・ビジネス」を構築していく可能性を秘めている!

 確かに日本の経済成長は衰え、ジャパンマネーは力を失ってしまいました。しかしこれは悲観すべきことではないと堀江さんいいます。

 日本に限らず、少子高齢化を迎えた国家が経済力を失うのは必然であり、日本には成長著しいアジア各国の隣国という地の利を活かしてアジアマネーを呼び込み、未来型のグローバル・ビジネスを構築していけるポテンシャルがあるからです。

 アジアの中で最も早く近代化に成功し、治安はよく、インフラも整い、文化資本も豊かで、サービス業も発達している日本は、世界規模で見ても珍しいほど好条件が揃っています。

 にも関わらず、そのことにほとんどの日本人が気づいていないどころか、現状から目をそらそうとしている人が多いことに、堀江さんは警鐘を鳴らします。

 本書では、世界28ヶ国58都市を訪れた堀江さんが、世界各国の現状や未来について語っています。ここでは、ももみさんが関心を寄せるアジア諸国の情報についてまとめてみます。

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1. シンガポール

 2014年のGDPは世界9位(日本は27位)で、ASEAN(東南アジア諸国連合)をリードする先進国。世界レベルで見ても、この20年ほどで最も発展しを遂げた国のひとつです。

 国外からの投資が相次ぎ、都市部は現在も建設ラッシュに沸いています。その理由は、個人のキャピタル・ゲインの課税がゼロ、法人税も17%程度という、富裕層にとってありがたい税制優遇制度のおかげで、海外の投資家たちが集まってきているから。金持ちが押し寄せて、大きなビジネスの動く環境が整っているのです。

 その影響もあり、富裕世帯の割合は世界で最も高く、6世帯に1世帯が金融資産100万ドル以上を保有していると言われています。

 日本人の富裕層もどんどんシンガポールへの移住を始めており、30代ぐらいの若い人が子どもへの英語教育のために、長期または永住を考えて引っ越してくるケースも増えているようです。

 本当に子どもの将来を考えるなら、東京よりシンガポールで教育を受けてさせたほうが圧倒的に有利であることを、裕福で感度の高い親は気づいている。




2. 中国

 香港には世界中から投資が集まり、膨れ上がるチャイナマネーをどこに投資したらいいのか、みんな探している状態だといいます。

 投資の世界を仕切っているのは、20〜30代の投資マネジャーが中心で、30歳そこそこの若者が数百億円の投資案件をボンボン決めていくという状況。

 香港では金持ちがカネを集めて、より富んでいくことが常識として受け入れられていて、日本人に負けない裕福な中国人が1億人以上いるといいます。

 たとえばVIPの利用するレストランは、チャージで1万円以上かかるのが当然なのに予約は常に埋まっていたり、その辺によくいる身なりの若者が、数千万円はするような車に普通に乗っていたりと、香港人の消費力は、日本のバブル全盛時代を完全に超えているようです。

 香港はマーケットが狭いので起業には不向きですが、税率が低いため、富裕層が資産を賢く運用していく投資センターとしては最適ともいわれています。

 いま投資の世界でチャイナマネーは、余りまくっている。嫌って避けるより、がっぽり取りこんでしまうのが賢いだろう。お金はあるところから、引っぱってくる。国家の垣根に、こだわらない。そんなふうに、もっとシンプルに考えればいい。

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3. 韓国

 ソウルの中心街にはラグジュアリーなホテルができ、近代的なビルや高価な飲食店も繁盛していて、韓国の景気の良さと富裕層の勢いを感じさせます。

 また街中にデジタルサイネージがあり、地下鉄はすべてホームドア式になっていたり、飲食店はどんな少額の支払いでもクレジット決済が可能で、カードの署名はタブレット端末でOKとなっているそうです。

 日本では未だに支払いは現金のみの飲食店が多く、手書きの書類などアナログなものが重要視されていますが、韓国ではすごいスピードでインフラにデジタル環境を取り入れているのです。

 隣国が発展したということは、すぐ近くのわが国にも必ずいい影響が出てくる。韓国が儲けているということは、日本も儲けられるぐらいに、ポジティブにとらえた方がいい。

4. タイ

 堀江さんが「アジアのなかで最も注目している」というタイ。理由はアジアの経済発展のモデルケースの国だと考えているからです。

 グローバル化を先読みしたかのような、アジアの特性を活かしたいくつもの戦略が、タイの今日の発展にむすびついている。この数十年ほどのタイ経済の構造に、「なぜアジアが発展できたのか?」という問いの答えのすべてが、あるのではないかと思う。

 タイは平均年齢が30代前半と若く、人口も増加傾向にあるため、国全体のエネルギーが凄まじく、特に首都のバンコクの活気はアジアの経済発展の象徴となっているといいます。

 米経済誌フォーブズ・アジアが発表した「アジア富豪一族トップ50」では、タイは4位、14位、45位と3財閥がランクイン(日本では18位と25位の2家)。日本の地方都市と比べると、いまはバンコクの方が平均年収は高いという現実があるのです。

 10年後には人工知能を搭載したロボットによって、多くの単純労働が社会からなくなると言われています。

 堀江さんは、それを「ロボットから仕事を奪われる」のではなく、「人間が単純労働から解放される」のだと前向きに捉えています。

 そうしたときに価値をもつのは「おもしろいこと」を思いつく感性。「遊びを極めれば、仕事になる」という考え方が、一つの勝ちパターンになってくと予測しています。

 その意味で、タイ人のように「なんでもおもしろいことを取り入れる」ノリの良さや遊び心を、日本の若者はもっと見習うべきとも提言しています。

 遊びがビジネスになったとき、誰が儲かるか? 当然、遊びの達人だ。コンサルティングビジネスと同様に、遊びを極めた者だけが持っている知識が、高い値段で売れるようになる。ロボットに代用されない生き方の一つにこういう明るい可能性がある。

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まとめ

 冒頭でお伝えしたように、堀江さんは海外に「行きたければいけばいいし、行きたくなければ行かなくていい」というスタンスです。

 「海外に目を向ける」というのは、何もパスポートとお金をもって飛行機で外国へ行くことだけを意味するわけではなく、むしろ「頭のなかから国境を消す」ことの方が大切だからです。

 日本は居心地がよくて快適だけど、かといって日本国内の情報にしか目を向けないばっかりに、未来に漠然とした不安を抱き続けるというのは不健全でしょう。

 まずは本書を読んで、頭のなかにある国境を消すことから始めてみてはいかがでしょうか。

「吉田ももみ起業物語」とは…?

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 みなさんご存知、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』のようなストーリーを、『マネジメント』に限らずあらゆるビジネス書を教材にして実践していくという、リアルな成長ストーリー企画です。

 第一弾は現役早稲田大学生で、在学中に「教育×IT」分野での起業を目指している吉田ももみさん。

 ビジネス書の知識に限らず、起業家やビジネスの諸先輩方へアドバイスを聞きに行ったり、書店さんとコラボしたフェア、著者さんとの対談企画などを通して目標達成を目指します。

 今後、ももみさんのビジネスアイデアや悩みについて具体的にお伝えしていくので、ぜひコメント欄やTwitterで読者のみなさんのオススメ書について教えてください。

 採用された書籍は美女読書で紹介するとともに、ライブ配信もしくはミニ動画にてももみさんから感謝の言葉を述べさせていただきます。

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ライター:渡邊
カメラマン:こば犬

モデルプロフィール

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・名前     :吉田ももみ
・生年月日   :1995.09.21
・出身     :大阪府
・職業     :大学生
将来の夢    :IT×教育分野で起業、東南アジアでアパレルブランドを立ち上げる
・Twitter   :@moo3oom_
・instagram  :@moo3oom_

ご協力いただいたお店

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・店名  :「café 1886 at Bosch」
・住所  :東京都渋谷区渋谷3-6-7
・TEL   :03-6427-3207
・営業時間:月-金: 8:00〜22:00
     (Morning 8:00 - 11:00)
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     土: 11:00〜22:00
     日・祝: 11:00〜20:00
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おまけ

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