こんにちは、安藤咲良です。現在、早稲田大学の教育学部に通っています。
今回は、私が大学受験時に愛用していた日本史のおすすめ問題集『日本史B一問一答【完全版】』と、日本史の勉強法についてご紹介します。
この問題集の何がよいかというと、
- ☆☆☆:センターレベル模試
- ☆☆ :一般私大レベル
- ☆ :難関私大レベル
- 星なし:マニアレベル
のように問題ごとにレベルが書かれていて、志望校に合わせて効率的な勉強ができる点です。
また政治的な出来事と文化的な出来事が別の章立てになっているので、政治は政治、文化は文化と分けて勉強できて理解しやすかったです。
私はこの問題集を、早稲田大学を受験しようと決めた高校3年生の春から受験当日までずっと使っていました。1回間違えた問題に付箋を貼っていたので、大量の付箋が貼られた状態を見て「まだこんなに覚えていない!やらなきゃ!」といつも鼓舞されていました。
それでは、私の日本史の勉強法について3つのポイントをご紹介します。
⬇︎動画版はこちらをチェック!
日本史の勉強法3つのポイント
①歴史の流れをつかむ
まず一番大切なのが「歴史の流れをつかむ」ということです。日本史って時代によって流行や生活、主流だった食べ物などすべてが違っているので、時代背景をきちんと理解することで、「この時代だからこういう政治だったんだ」「質素な時代だったから武士の文化だったんだ」のように、政治や文化の内容も覚えやすくなります。
またセンターや私大の試験では、時代の並べ替え問題がたくさん出ますが、難関校になるにつれてその時代の間隔がすごく短くなるんですね。同じ時代の中でも、数年しか違わない出来事や事件を並び替えなきゃいけません。歴史の流れを理解できていれば、細かい年号を覚えられていなくても解くことができるので、流れを掴むというのはとても大切です。
私が流れを掴むためにやったのは、教科書を何周も何周も繰り返し読むということです。資料集など他の教材も使ってその時代に起きたことを書き込んで、教科書一つでその時代の流れがすべて理解できるようにカスタマイズしていました。
②日本史はとにかく暗記!
2つ目はなんといっても暗記です。日本史は本当に暗記が大変です。「徳川」や「足利」など、同じ苗字の人物が何人もいて、漢字を覚えるだけでも苦労します。
暗記の時に使ったのがこの一問一答の問題集です。赤シートを使って電車の中でもひたすら勉強していました。問題文のなかの重要な語句も赤字になっているので、私は赤シートですべて隠して、この文章ごと丸暗記していました。
たとえば「外務大臣大隈重信の改正案では、大審院での外国人判事の任用で認めていた」という文章があるんですけど、□□□□□になっているのは「大隈重信」と「大審院」だけなんですね。でも問題の中で、この改正案の中で「外国人判事の燃料を認めていたか、認めていないか」などの問題も出ることがあるので、文章を丸々暗記することで、人物と関係した内容も一気に押さえることができます。
早稲田や慶応のレベルになると、☆がないマニアレベルの問題もたまに出てくるので、
☆☆☆の問題はセンターレベルで基礎中の基礎なので、まずこの問題を100%暗記して、そこから☆☆、☆へとレベルアップしていくやり方がいいと思います。
③文化史は絵で覚える
文化史は後回しにしてしまう人が多いと思いますが、難関大学だと結構狙われることが多いです。
一問一答だと絵が載っていないので、私は自分で仏像の絵を描いて問題をつくって覚えていました。資料集などを見て、自分の中できちんと映像をインプットすることが大切です。そうすると文化史も頭に入ってくるし、絵で思い出しやすくなります。
まとめ
私じつは日本史はあまり得意じゃなくて、受験始まる前は偏差値40とかだったんですが、この本をたくさん使って、必死に暗記したことによって、最後は偏差値70まで上げることができました。
みなさんも私がご紹介した勉強法を参考にして、偏差値をぐんぐん上げてください。
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