「レア力」を伸ばす4つの方法!マジョリティーから脱出するには?

「レア力」を伸ばす4つの方法!マジョリティーから脱出するには?



 こんにちは。ちぇるんです。

 今回ご紹介するのは、スタディサプリ教育AI研究所所長・小宮山利恵子さんの『レア力で生きる』です。

 AI時代が到来している今、個人の豊かな個性がより強く求められるようになってきていると感じます。

 でも、何をすれば自分の個性を伸ばし、自分を変えることができるのかがわからない。そのヒントを得るために、本書を読んでみました。

 小宮山さんは、国会議員秘書⇒ベネッセで会長秘書⇒GREE⇒リクルートという華やかで異色の「レア」な経歴をお持ちです。

 彼女はどのように自身の「レア力」を磨いたのでしょうか。

 今回は、小宮山さんのような華やかな経歴がなくても、マジョリティを脱出するためのコツを4つ厳選してご紹介します。

  1. さらけ出す
  2. 学ばないマジョリティから脱出する
  3. 弱いつながりを脱出する
  4. 掛け算する
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①さらけ出す

 「自分にとってマイナスなこと、ネガティブなことは人に言わず隠しておきたい。暗い過去は封印して、何事もなかったかの方な子をして生きていきたい」ーーつい最近まで、小宮山さんはそう考えていたそうです。

 しかしネガティブな経験をプラスに変えている人たちとの出会いによって、「世の中全体で見たら自分のトラウマなんてたいしたことない」と客観視することができるようになったと言います。「ネガティブな経験は隠す必要などない、むしろ、自分の中にあるレアな部分をさらけ出していこう」と思えるようになったのです。

 私自身、25歳にして転職を2回も経験していることをネガティブに捉えており、それを人に話すことは自分にとってマイナスになると思っていました。しかし人に積極的に開示したことで、「転職活動の仕方を教えてほしい」「ベンチャー企業では採用がなかなか難しいのだが、若者にとってどのような企業が魅力的か?」といった相談を受ける機会が増えました。周りにそのような方がいないということで、珍しがられるようになったのです。

 自分にとってはネガティブに感じることや、コンプレックスに思えることでも、さらけ出すことで「レア力」になる可能性を秘めているのです。

②学ばないマジョリティから脱出する

 終身雇用制度が崩壊していく一方、人の寿命は延びていき、いつまで働き続けなければならないのかわからない時代になっています。

 そうした不安定な時代においても、日本人の多くは、「長く働き続けるための努力をしていない」と小宮山さんは言います。「今の会社で働けなくなっても、新たな職を得るための、自分の存在価値を高める学びの習慣が身についてない」のです。

 リクルートワークス研究所が行った「全国就業実態パネル調査2018」によると、「昨年1年間に、自分の意思で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(たとえば、本を読む、詳しい人に話を聞く、自分で勉強をする、講義を受講する、など)をしましたか」という質問に対して、YESと回答した人は33.1%しかいなかったそうです。

 なぜ社会人になると、多くの人が勉強しなくなるのでしょうか。その理由についての設問には、「仕事や家事・育児で忙しいから」(15.0%)、「今後、転職や独立を予定していないから」(17.2%)といった理由がある中で、最も多い回答は、「あてはまるものはない」(51.2%)だったそうです。

 つまり学ぶか学ばないかの選択をするどころか、「学ばない理由なんて考えたこともない」人が半数にも及んだということです。

 7割の人が「将来のために何も準備していない」ということは、「学ぶ」という選択をするだけで、マジョリティから脱出することができるとも言えます。

 大学を卒業したら勉強は終わり、社会人になったら仕事を頑張ればいい、と考えるのではなく、新しい知識、情報をインプットして考え、新しいスキルを身につけ、新しいことを創りだし、新しい人脈を広げるといった「学び」を習慣化することが大切なのです。



③弱いつながりを大事にする

 人とのつながりには、組織、家族、仲間といった強い影響力を与え合う「ストロング・タイ(強いつながり)」と、自分と異なる価値観や行動を持った人たちとゆるくつながる「ウィーク・タイ」があります。

 小宮山さんは、両者のうち「ウィーク・タイ」の重要性を説いています。なぜなら「強いつながり」を持つ人たちは、同じような環境、生活スタイル、価値観を持つ場合が多いため情報が偏りがちですが、「弱いつながり」の人たちは、自分とは異なる情報をもたらしてくれる可能性が高いからです。

 「弱いつながり」の重要性については、以下の記事に詳しいので参考にしてください。

 人との弱いつながりは、どこでどう強くなるかわからないので、小宮山さんは基本的に「来るもの拒まず」で、自分がやっていること、目指していることに興味・関心を持ってくださった方には、できる限りオープンマインドでいるようにしているそうです。

 私も様々なコミュニティに積極的に参加して、いろんな人の意見や話を聞くこと、自分の考えだけに凝り固まらないようにすることを大事にしているので、「弱いつながり」を大切にするという教えにはとても共感できました。

④掛け算する

 「自分にはこれといって人と違うところはない」「レア力なんて持っていない」という方には、「掛け算」を意識することが勧められています。

 これは、自分の好きや得意、興味関心のあるものを2つ以上掛け合わせて、希少性(レア力)を高めるということです。

 例えば、小宮山さんは「教育、テクノロジー、英語」で掛け算をして、さまざまな領域のプロジェクトに関わってらっしゃいます。

 これに各分野での細かい経験値を積み重ねていくと、同じ特徴をもった人の母数がどんどん少なくなっていくので、ブルーオーシャンにいける可能性が高くなります。

 今まで経験してきた得意なこと、趣味や遊びも含めて好きなこと、自信を持っている仕事のスキル、これからやりたいことなど、自分にとってポジティブな要素をかき集めて、掛け算することから始めてみましょう。

まとめ

 「レア力」を伸ばすことの重要性と、その伸ばし方について学べる素敵な一冊でした。

 人と同じことをするマジョリティ(多数派)の中にいると、どうしても他人と比べて落ち込んだり気分が上がったり、感情に振り回されることがあると思います。

 けれども、人と違う自分の強みを発揮すると、ライバルは圧倒的に少なくなり、競争社会から抜け出すことができます。

 他人との比較や競争に疲れてしまっているあなたにおすすめの一冊です。

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ライタープロフィール

ちぇるん
25歳 外資系企業

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