「あがり症」を克服して人前でも緊張しないで話せるようになる方法!

「あがり症」を克服して人前でも緊張しないで話せるようになる方法!






10秒で要点チェック!

 「あがり症」を克服するためには、「見られている側」から「見ている側」への意識変革をすることが重要。

「あがり症」に悩む全ての人へ…

 「朝礼」「会議」「プレゼン」「面接」といった場面で、緊張してうまく言葉が出てこなかった、心臓の鼓動が早くなり手足が震えてしまったといった経験はありませんか?

 人前で話すのが得意という人は少ないので、それができる人をかっこよく思ったり、「こんな風に自信をもって話せるようになりたい」と羨ましく思う人も多いでしょう。

 実はあがり症は、あるシンプルなテクニックによって簡単に改善することができるのです。その方法について紹介しているのが『一対一でも大勢でも人前であがらずに話す技法』

 今回は、「あがり症」を克服するためのシンプルなテクニックを紹介します。

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たった1つのテクニックで「あがり症」は解消される!

 本書で紹介されているテクニックの要点は一つ。それは「見られている側」ではなく「見ている側」に立てということです。

 緊張で頭が真っ白になってしまったり、体が震えてしまったりするのは、すべて自分が「見られている側」に立っているという意識が働いているからです。

 たとえば会議で参加者が順番に発言していくような場面で、他人が発言しているときにも緊張して体が震えるということはないはずです。しかし自分の番が回ってくると、途端に緊張してしまう。これは「見ている側」か「見られている側」かの違いによるものです。

 あなたが相手に注意を向けている「見ている」立場であれば緊張しないし、周囲の目線を一身に受ける「見られている」立場になると緊張してしまいます。

 つまりあがり症を克服するには、「見られている」意識を捨てることが大切なのです。

1. 常に「見ている側」の意識で発言しよう

 では、どうすれば自分が発言しているときでも、「見ている側」に立てるのでしょうか。それは文字通り、相手や周囲をしっかりと「見る」ことです。

 たとえば会議では誰よりも早く会議室に入って、一人ひとり入ってくる様子を見ること。もし一番に会議室に入れない場合は、入ったらそこにいる人数を数え、部屋全体を見ること。また、つまらなそうにしている人を探してみるなどの方法が紹介されています。

 著者は何百人ものお客さんを前にセミナー講師をしていますが、始まる前の休憩時間から演台にスタンバイして、入ってくる人や座っている人たちを見るようにしているといいます。

 もちろん最初から演台に立てず、司会者が講師のプロフィールを紹介してから満を持して登場、といった場合もあるので、その場合は次のような話をすることで緊張を和らげているそうです。

 「こんにちは! 森下裕道です。大きな拍手をありがとうございます。ー(少しの沈黙。この間に参加者たちを、首を左右にゆっくり動かしながら見る)ーみなさん、いい顔されていますよね。そうではない方も8人ぐらいはいますが(笑)」などと話しながら、参加者たちをよく見るようにするのです。

 拍手の大歓声のなか登場し、演台についた瞬間にみんなの視線をいっせいに浴びるという状況でも、落ち着いて「参加者をしっかりと見る」という手順を踏むだけで、緊張が大きく解けるようになったと言います。

 大人数だと怖いからと言って、参加者を見ないようにするのは逆効果。見なければ見ないほど緊張してしまうので注意が必要です。



2. 自分ではなく、相手に気持ちを向けて話そう

 人前で発言したりプレゼンしたりする際に緊張するのは、「頭がいい人に見られたい」「バカにされたくない」「ミスしてかっこ悪いところを見せたくない」のように、自分のことばかり考えてしまうからです。

 自分のことしか視野に入らなくなると、当然相手のことなど見えなくなり、常に「見られている側」の意識になってしまいます。

 そうではなく、「自分の話を聞いてくれるなんてありがたい」「どうしたら興味をもってもらえるだろう?」のように、相手に気持ちを向けながらしゃべることが大切だといいます。「相手視点」に立てば、必然的に相手を見るようになるので緊張も和らぎます。

 たとえば就活の面接でも、「この会社に採用してもらいたい」のように「選ばれる側」の意識に支配されてしまうと、緊張しやすくなります。

 「見られている側」の立ち位置では、「この発言をするとどんな反応をされるだろう」「こんなこと言ったら無能なやつだと思われないかな…」のように、「自分視点」の状況に簡単に陥ってしまうからです。

 自分の能力や価値観に合った会社を「自分が選ぶ」という意識をもって面接に臨むと、緊張が和らぐだけでなく、自信をもって発言できるようになるでしょう。そうした自信のある立ち振る舞いは面接官にとっても魅力的に映るので、選考も通過しやすくなるはずです。
 

まとめ

 「見ている側」と「見られている側」の立ち位置を変えるだけで大勢の前でもあがらなくなるというのは、言葉を聞くだけでは信じられないかもしれません。
 
 もちろんこれだけで直ちに緊張がゼロになるということはないでしょうが、相手や周囲のことをしっかり「見る」ことを意識して、常に「見ている側」に立てるようにトレーニングしていけば、確実にあがり症を克服することができるはずです。

 本書では、「見ている側」になるためのトレーニング方法についても紹介されているので、興味がある方は是非手にとって読んでみてください。

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モデルプロフィール

・名前     :こいずみさき
・生年月日   :1995.8.7
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