一流と二流の考え方の違いとは?一流の「自分の磨き方」5つの秘訣

一流と二流の考え方の違いとは?一流の「自分の磨き方」5つの秘訣




 「美女読書×レースクイーン」のコラボ企画では、普段外見磨きが求められるお仕事をしている9名のモデルさんに、内面磨きやお仕事のお悩み解決に役立つビジネス書を紹介していきます。

 8人目は、「相手の顔色や場の空気を気にし過ぎてしまいストレスがたまりやすい」と悩む荒井華奈さん。紹介書籍は『一流の人に学ぶ自分の磨き方』です。



他人の顔色を気にせずに生きる方法とは?

 周りの目を気にせずに生きるには、自分の生き方や信念に絶対的な自信をもつことが重要です。

 しかし自分一人の人生経験だけで、「この生き方は間違っていない」という信念をもつに至れる人はほとんどいないでしょう。

 だからこそ、本書のように成功者たちの信念や名言についてまとめた書籍を読むことは、人生の指針を得る上で非常に役に立ちます。

 今回は、一流の人と二流の人を分けるちょっとした考え方の違いをもとに、自分の生き方に自信をもつための方法について紹介します。

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1. 新しい信念を定着させられるか?

 誰もが子ども時代に親や教師、友人など影響力のある人たちから、信念の刷り込みを受けます。それはたいてい、私たちの行動を制限するような刷り込みです。

 例えば「自分には一流の人のような並外れた才能や能力はない」「自分は凡人だから成功者になれるはずがない」と決めつけてしまうように。

 実は成功者と呼ばれる人たちも、ほとんどの場合同じ刷り込みを受けてスタートしています。しかし彼らは、成長の過程でプラスの信念を定着させることで、この刷り込みを意識的に変更します。

 本書ではこれを「ポジティブな自己洗脳」と呼んでいます。自分が成功している姿を思い浮かべ、常に前向きな言葉で自分に話しかけることを続ければ、90日で新しい信念を定着させることができるといいます。

 二流の人は一流の人が飛び抜けて高い知能を持っていると思い込んでいるが、成功と知能はあまり関係ない。本当に大きな役割を果たしているのは、彼らが意識的に身につけている一流の信念なのだ。

2. 自分の選択が運命を決めることに気づいているか?

 人間の究極の自由というのは、いかなる環境に置かれても自分の心の持ち方を選択できることだと、オーストラリアの精神科医であるヴィクトール・フランクルは説きます。

 フランクルはユダヤ人大量虐殺の生存者で、究極に過酷で不幸な状況に置かれている中でも、心の持ち方だけは自分で選択できることを身をもって経験しました。

 二流の人は、仕事は生活のために「しなければならない」ものだと考え、毎朝イヤイヤ出勤していきます。しかしその選択は、正に自分自身が行っているという事実に気づいていません。

 一流の人は、選択しなければ、したくないことをする必要がないことを知っているので、自分の選択によって慎重に人生を構築します。

 一流の人は自分の選択が運命を支配していることを知っている。彼らはなりたい自分になり、したいことをし、手に入れたいものは何でも手に入ると考えている。

 自分がイヤイヤしていることについて、それは本当にしなければならないことなのか、真剣に見つめ直してみましょう。



3. 仕事そのものから充実感を得られているか?

 二流の人は、「行為の結果」、つまりお金と所有物が充実感を得る条件だと思い込んでいます。

 しかし一流の人は、いくらお金と所有物を手に入れても充実感は得られないことを知っているため、「行為そのもの」から充実感を得ようとします。

 それは信念をもてる仕事を見つけて、能力を最大限に発揮するということです。それができれば、たとえ結果が得られなくても仕事そのものから充実感を得られるようになります。

 お金や所有物のような外面的なものは一時的な幸せにしかならず、どれだけあっても心が満たされることはありません。このことに気づくと、いかに仕事を通して充実感を得るかを考えるようになるため、結果として優れた成果を上げ富を生むようになります。

 「働く理由は、お金が欲しいからか、仕事が楽しからか」と自問しよう。答えが前者なら、いくらお金を手に入れても、充実感は得られない。しかし、答えが後者なら、たとえお金が手に入らなくても、充実感を得ることができる。

4. 自分を尊敬できているか?

 「自分に自信がもてない」ということは、自分を尊敬できていないということです。

 人間は「尊敬を渇望する感情的な生き物」なので、自尊心をもてないと気持ちがすさんでしまい日常に支障をきたしやすくなります。

 たとえば「自分はどうせ凡人だから」と卑屈になって、やりたくない仕事をやり、憂さ晴らしのためにテレビを見たりお酒を飲んだりして自堕落な生活を送るようになると、さらに自尊心を失うという悪循環に陥ります。

 自尊心を高めるためには今の習慣や行動にどんな変化を起こせばいいかを考えてみましょう。本当は、既に自分の中に答えが出ているはずです。

5. 小さな努力にすぐ見返りを求めていないか?

 二流の人は多少なりとも努力すれば、すぐに見返りが得られると考えています。そのため能力や技術を磨き上げることをせずに、中途半端な状態で報酬を得ようとします。

 一流の人は欲求の充足を遅らせることができるので、長期に渡って見返りがほとんど得られなくても、不断の努力をもって能力や技術を徹底的に磨き上げます。

 その結果、二流の人に比べて格段に自らの市場価値を高騰させることができます。

 あなたは「小さな努力に対してすぐに見返りを求めるタイプ」でしょうか? それとも「自分の価値を十分に高めてから見返りを求めるタイプ」でしょうか?

まとめ

 本書は「信念」「勇気」「努力」といった12のテーマそれぞれについて、一流の人と二流の人を分ける紙一重の差について紹介されています。

 何回読んでも、目を通すたびに自分を高める意欲が湧いてくる良書なので、今の仕事や生活になんとなく自信が持てずにいる方、新しいことに挑戦する勇気が湧かずに足踏みしている方はぜひ読んでみてください。

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モデルプロフィール

・名前     :荒井華奈
・生年月日   :1993.7.5
・出身     :埼玉県
・職業     :レースクイーン、モデル
・Twitter   :@kana_arai

おまけ




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