今すぐ「雇われ仕事」から「起業家的な働き方」へシフトせよ!

今すぐ「雇われ仕事」から「起業家的な働き方」へシフトせよ!




 これからどう生きていくべきか、働いていくべきか、悩んでいるあなたに読んでいただきたいのが、『THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略』です。

 本書は、サラリーマンに代表される「雇われ仕事」「雇われ精神」に警鐘を鳴らし、これから20年を生き残るための成功法則について書かれた、インパクトある内容となっています。

 グローバル化や技術革新が急速に進み、優秀で低賃金な人材やテクノロジーに多くの仕事が取って代わられている今、時代は「知識経済期」から「起業家経済期」に時転換しており、世界はランダムで不確実に変容しています。

 こうした流れの中で、生き残るための特効薬とは「起業家精神を持つこと」。この本の中では、社畜マインドを捨て去り、人生を根本的に変えるための考え方や事例、方法論が様々な角度から述べられています。

 スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク他、大成功者の例をはじめ、アンドリーセン・ホロウィッツ、アリババ、ペイパルなど新たな現実を創造した企業の話も豊富に取り揃えています。

 今回は、著者テイラー・ピアソン氏の提言の中から一部を取り上げました。未来への歩み方に悩む人にとっては、何かをつかむきっかけになるはずです。

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「編集者の寄稿企画」について
 この記事は、編集者様・著者様自身に担当ビジネス書の紹介文を執筆いただいたものを当方で編集する寄稿企画の記事です。
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1.「知識経済」から「起業家経済」に

 著者テイラー・ピアソン氏は、本書の中で、経済システムが移行している現状を伝えています。

 20世紀の「知識経済期」は、成長に必要な「知識」を持つ企業に支配されていました。その象徴がIBMであり、同社は「THINK(考えよ)」というスローガンを掲げて、それまで圧倒的な資本力で世界を支配していた銀行から権力を奪い取りました。

 つまり「資本」から「知識」に制約が移行したのです。制約とは成長をするうえで乗り越えていくべきもの。それにコミットできたものが、その時代の勝者となるというわけです。 
 
 では、21世紀に成功を収めるために必要なものとは何でしょうか?
 
 それは「起業家精神」です。この変化にいち早く気づき、起業家精神を自分のものにした人こそ、大きなメリットを得ることになるのです。

1-1.制約が知識から起業家精神にシフトしている

 起業家精神と密接な関係がある、「複合系」「混沌系」の仕事への需要がますます高まっています。

※「複合系」「混沌系」:入り組んでカオスな状況。原因と結果の因果関係がない、もしくは錯綜しており、20世紀までのやり方では問題が解決できない課題。

1-2.支配的機関が会社から個人(またはセルフ)にシフトしている

 かつては大企業しか享受できなかったテクノロジーやグローバル化のメリットを、個人やマイクロ多国籍企業が使えるようになりました。

※マイクロ多国籍企業:ごく少ない従業員が世界中に分散した企業のこと。

 時代の制約は「知識」から「起業家精神」にシフトしています。しかし世の中の多くの人は、いまだに知識を得ることに必死で、学歴(知識)の価値が低下しているにもかかわらず、いまだに学校に通おうとしています。

 この戦略は、過去100年間は有益な戦略でしたが、いま私たちが注目し、やるべきことは、自らの「起業家精神」に火をつけることなのです。



2.起業家的な働き方とは?

 日本ではまだまだ、「起業はハードルが高くリスクが大きいこと」と捉えられています。実際、自分が「雇われ仕事」を続ける毎日に危機感を覚えていても、新しい一歩に踏み切ることができず、諦めてしまうという人はたくさんいるのではないでしょうか。
 
 そうした方々は、起業家精神を「株式」や「資格」のように、有益で習得できるものだと考えることができていないのでしょう。

 起業家精神は、自分さえその気になれば、知識と同じく投資ができるものなのです。

 もちろん起業家精神があっても、自分自身が「起業家」としてどのように働いていけばよいのか、このことを理解していなければ、未来に向け歩を進めることはできません。

 本書の中でヒントが述べられています。

 ビジネス書の著者として著名なセス・ゴーディンは著書『「新しい働き方」ができる人の時代』のなかで、「起業家」を次のように定義しています。

 混沌した状況のなかに飛び込み、秩序をもたらせる人。新しいアイデアを生み出し、人や物事を結びつけ、事を起こせる人。

 もう少し具体的に定義すると、次のようになります。

 ”起業家的な働き方” とは、ビジネスや人、アイデア、プロセスからなるシステムを、結びつけ、創造し、発明することである。

 ”仕事(ジョブ)” とは、ほかの誰かがつくったシステムの通りに働くことである。

 みなさんは普段、起業家的に働き、自ら新しいシステムを創り出すことができていますか? これは「自らが起点となり、付加価値を生み出せるか」と言い換えることができます。

 高付加価値を生み出す人材であれば、会社の株式の大半を所有していなくても、起業家の定義に当てはまります。

 逆に、誰もが知る大企業でCEOの椅子についていたとしても、取締役会などの意向に従って、職に従事しているようでは、起業家とは言えません。いわゆる「従来型の雇われ仕事(JOB)」をしているに過ぎないのです。

 このまま時代に飲まれて死ぬのか、己で立ち上がるのか…。

 『THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略』を読めば、未来の生き方への意識が大きく変容します。お金と自由と意味すべてを手に入れ、思い通りに生きたい人にこそ、読んでいただきたい一冊です。

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