「お金持ちの習慣」をアマゾン,ソフトバンク,サイバーエージェントのIT企業創業者に学ぶ!

「お金持ちの習慣」をアマゾン,ソフトバンク,サイバーエージェントのIT企業創業者に学ぶ!




 大企業の創業者や投資家、政治家…世の中には「大富豪」と呼ばれる人たちが存在します。

 雑誌「フォーブス」の2017年の世界長者番付によれば、1位はマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で、資産は860億ドル。2位は投資家ウォーレン・バフェット氏の756億ドル。3位はアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏で728億ドルと、日本円で数兆円の資産を有しているのです。

 彼らはなぜ、一代でそこまでの富を築くことができたのでしょうか。

 その疑問に答えるべく、名だたる経営者や投資家がお金持ちになった「要因」を徹底的に分析し、その教えを1冊にまとめたのが本書『大富豪の伝記で見つけた 1億稼ぐ50の教え』です。著者は「成功データアナリスト」の高田晋一さん。

 高田さんは、その肩書のとおり、成功哲学などに関する本や統計データを調べ、成功を収めるための要因を抜き出し、分析することをライフワークにされています。

 本書では「大富豪」と呼ばれるお金持ちが書いた自伝や伝記を徹底分析し、「お金持ちの習慣と哲学」について可愛い四コマ漫画付きで紹介しています。

 この記事では、本書に収録した大富豪の中から、話題のIT企業の創業者3人を選び、あなたの生活に活かせるアイデアを紹介します。

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「編集者の寄稿企画」について
 この記事は、編集者様・著者様自身に担当ビジネス書の紹介文を執筆いただいたものを当方で編集する寄稿企画の記事です。
 記事を書いていただければ、美女モデルを起用したコンテンツを無料で制作・掲載しますので、ご興味ある方ぜひお問い合わせください。



①判断に迷ったら「選択基準」を考えよう
−ジェフ・ベゾス氏

 世界最大級のECサイト、アマゾン・ドット・コムを一代で築き上げ、現在も同社の会長兼CEOであるジェフ・ベゾス氏。

 ベゾス氏の生い立ち、そして数々の危機を乗り越えてきたアマゾンの戦略と実像を描いた『ワンクリック ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛』からは、彼の非常に合理的な意思決定の様子がうかがえます。

 ベゾス氏はアマゾンを立ち上げる際、ウォール街で使われる「ディール・フロー」という手法で、最初に取り扱う商品を決めたと言われています。

 まずインターネットで売る商品の候補を20ほどリストアップし、次にそれらを選ぶ基準を決めます。具体的には「よく知られた製品であること」「市場が大きいこと」「競争が激しいこと」といった基準をもとに、どの商品が最も適合しているかを分析したそうです。

 その結果、ベゾス氏は「書籍」が最適であると結論を出し、オンライン書店を立ち上げました。

 この方法は、日常生活でも十分に応用できます。たとえば飲み会のお店を選ぶときも「選択基準」を明確にしてから行いましょう。

 「美味しいこと」「店内が騒がしくないこと」「コスパがいいこと」などの基準をもとに選ぶと、満足度が高い選択ができます。

②1日1つアイデアをノートに書きとめよう
−孫正義氏

 前述の2017年の世界長者番付で34位にランクイン(資産212億ドル)し、日本ではダントツの大富豪である孫正義氏。言わずと知れたソフトバンクグループの創業者です。

 本人公認の自伝『志高く 孫正義正伝 新版』(井上篤夫著、実業之日本社)には、彼が実践していた、ある習慣について書かれています。

 孫氏は学生時代、「経営の神様」松下幸之助氏にヒントを得て、「1日1つ、新しい発明のアイデアを練って、それをノートに記録する」ことを日課にしていました。

 「アイデアバンク」と名づけたこのノートから、実際に商品化されたのが「音声機能つき電子翻訳機」です。当時のシャープ中央研究所に売り込むと、その可能性に惚れ込んだ所長の佐々木正氏から、その場で1億円の契約を結ばれたそうです。

 このときの資金をもとに、彼は初めての企業「ユニソン・ワールド」を設立、起業家としての一歩を踏み出しました。

 あなたもぜひ孫氏を見習って、1日1つアイデアを記録してみましょう。仕事に関してでも趣味に関してでも構いません。その中に、将来、驚くべき結果を生むような「種」が含まれているかもしれません。


③半年で絶対に達成したい目標を決めよう
−藤田晋

 藤田晋氏はインターネット広告、メディア、ゲームなどの事業を展開するサイバーエージェントの創業者であり、現在も同社の代表取締役社長を務める人物です。

 彼が書いた『起業家』(幻冬舎)には、サイバーエージェントの代表的なサービスの1つである「アメーバーブログ」が軌道に乗るまでの苦悩が、赤裸々につづられています。

 実は立ち上げ以来、ずっと赤字を垂れ流してきたアメーバーブログ。2007年、藤田氏は同事業について「2年以内に黒字にする。それができなければ、会社を辞める」と宣言しました。

 そのための短期目標として、8か月で月間30億ページビューを超えることを掲げ、それ以外の経営指標はいっさい見ないと決意。

 そして、技術力強化のためにサイトをすべて内製化すると同時に、「アメーバピグ」など話題のサービスを投入しました。全社一丸となって取り組んだ結果、半年後には目標の30億ページビューを超え、2009年には見事、黒字化を達成するのです。

 この成功事例にならって、あなたもぜひ半年程度の短期の目標を設定してみましょう。それぐらいの期間なら、全力で目標達成に取り組めるはずです。

まとめ

 『大富豪の伝記で見つけた 1億稼ぐ50の教え』には、今回紹介した3人以外にも、ファーストリテイリング創業者の柳井正氏、京セラ創業者の稲盛和夫氏、投資家のウォーレン・バフェット氏、アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏などの「習慣と哲学」を紹介しています。

 本書をチェックして、ぜひ「お金持ち」になるための第一歩を踏み出してください。

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