ニッポン放送アナウンサーが教えるコミュニケーションを楽にする4つの技術!

ニッポン放送アナウンサーが教えるコミュニケーションを楽にする4つの技術!






コミュニケーションが苦手な人へ

「コミュニケーションが得意」と自信をもって言える人はどれくらいいるでしょうか。

日本人のシャイな国民性も手伝ってか、初対面の相手とのコミュニケーションを「気まずい」「気疲れする」と苦手意識を持ってしまう人は多いようです。

自分のことを「コミュ障」と思っている人は特に、新しい人との出会いを意図的に避け、「自分はこのままずっとコミュニケーションを楽しめない人間なんだ」と諦めてしまっているかもしれません。

そんな方にオススメしたいのが、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記(@yoshidahisanori)さんの新刊『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』です。

本書は、コミュニケーション力を高める方法を「技術」として紹介しており、「この通り実践すれば、確かにうまくコミュニケーションができるようになりそうだ!」と納得させられるノウハウが詰まっています。

自分との相性や、偶然共通の趣味があるといった「運」に任せるのではなく、相手に左右されることなく楽しくコミュニケーションできるような技術を学びましょう。

⬇︎動画版はこちらをチェック!

created by Rinker
¥977 (2024/03/18 20:57:44時点 Amazon調べ-詳細)

コミュニケーションは
「協力型のゲーム」!

本書では、コミュニケーションを「協力型のゲーム」と捉えて、その場にいる全員が元気になったり、テンションが上がったりといった、ポジティブな結果が得られることを目指します。

意見を戦わせたり、相手を言い負かして説得したりするような「対戦型のゲーム」ではなく、全員が気まずさや気疲れを感じることなく、コミュニケーションを通して気持ち良く、楽しくなることをゴールにするのです。

 真実を追い求めようなんて気はさらさらありません。延々と楽しい会話をしていたいだけです。そのために必要じゃないことは極力排除していこう、それがコミュニケーションそのものについて語るぼくの基本的な態度です。

コミュニケーションには
「試合時間」がある!

コミュニケーションをゲームと捉え、ルールあるものとして見たとき、着目したいのが「会話には時間制限がある」という点です。

時間制限があるからこそゲームが成立し、「どうすればそのゲームを楽しむことができるのか」について”技術的に”考えられるようになるというわけです。

エレベーターの中の1分間だろうと、帰り道が一緒になったときの数10分だろうと、出張で遠征するときの移動の数時間だろうと、コミュニケーション・ゲームには「試合時間」があります。

地獄のように気まずい時間が永遠と続くと恐れるのではなく、「限られた時間尺をいかに有意義にすごすか」と考えることで、そのために必要な技術を学びましょう。

 コミュニケーションにはいわば試合時間がある。それが前提です。この基本があるからこそ、技術が適用できるんですね。会話の中身はバリエーションがありすぎて、コミュニケーションの技術を考える基盤にはなりえない。一方で時間経過は客観的なものですから、技術を考える際の枠組みになるんです。



コミュニケーションを楽にする4つの技術

では、具体的にどのような技術を身につければコミュニケーションが楽になるのでしょうか。

1. 質問力を身につける。

多くの人は、「コミュニケーションがうまい人は、話がうまい人」と考えがちです。しかし楽しいコミュニケーションに重要なのは、自分のことを話す技術よりも、相手の話を引き出す「質問力」です。

話題とは、自分から面白い話を用意しなくても、相手に質問することでいくらでも生み出せるからです。

 話題とは質問であって、自分の話をするのではありません。いきなり自分の話を始めるのは、相手に対して「あなたにはニーズがない」と言っているようなものです。話題をどうしようと考えるから、会話の難しさに囚われてしまう。会話における本質的な問題は、実は「質問」に凝縮されるんです。

実際、自分のことばかり話しつづける人よりも、誰にでも興味をもって話を聞いてくれたり、質問してくれる人の方が一緒にいて楽しいもの。

話題は常に相手の側にあって、「相手のために質問をする」という意識を持つことが大切です。

2. 相手に対して興味を持つ。

質問によって会話を広げたり、掘り下げたりしていくためには、相手に興味をもっていることが前提となります。

興味の持てない相手にはテンポよく質問が浮かんでこないし、「聞いても聞かなくてもどっちでもいっか」という気持ちでは会話は盛り上がっていきません。

コミュニケーションを「協力型のゲーム」と捉えて、かりそめでも意識的に興味をもてるようになりましょう。

「感ずる心のハードル」を思い切り下げれば、ささいなことでも話題に転換していくことができます。

 コミュニケーション・ゲームでは、相手の言い分に乗ってみようと決められたらとても楽なんです。人は自分が淀みなく話しているときに楽しいと感じられる生き物なので、それをワクワクテカテカしながら聞ける姿勢を取れるか否か、そこにコミュニケーションの実りは懸かっています。

3. 優位に立とうとしない。

コミュニケーションを「対戦型」のゲームと捉えると、相手に欠点やコンプレックスをいじられることを恐れたり、話のつまらい相手を落としたりと、自分が会話で優位に立つことを考えてしまいがちです。

しかし「協力型」のゲームにおいて、ゴールは全員が会話を楽しめること。そこでは、自分が優位に立つという発想は必要ありません。

むしろ、次の3つを意識して、相手の優位に立たないコミュニケーションを心がけることが重要です。

①ホメる
②驚く
③おもしろがる

本書では、自分をあえて低く設定する「愚者戦略」をとることで話しかけられやすくなり、周囲を楽しくする存在になれるといいます。

誰だって、いつも上から目線で話してくる人よりも、ツッコみやすいキャラクターを持っている人の方が話しかけやすいですからね。

 バカにされたくないとか、イジられたら気分が悪いとか、カッコ悪いとか恥ずかしいとか、そう思うから負けるんです。そんな誰も喰わないような虚栄心をあらためて見つめなおしてみると、むしろ相手からバカにされてた方が楽じゃないですか? ゲームの敵は相手でもなく自分でもなく、気まずさなんですから。

4. 反則行為を覚えておく。

コミュニケーション・ゲームを実りあるものにするためには、次の3つを押さえておく必要があります。

①ウソ禁止
②自慢はご法度
③相手の言うことを否定しない

ついつい自慢話をしてしまう人や、相手の話に「いや・・・」と否定から入ってしまう癖のある人は、「反則行為」と考えて意識的に排除していきましょう。

それだけで、みんなが楽めるコミュニケーションの実現に一歩近づけるはずです。

このように、本書では精神論ではない具体的な「技術」としてコミュニケーション力を高める方法を紹介してくれているため、非常に実用性のある一冊となっています。

ぜひ、本書の学びを普段の生活で実践してみてください。

created by Rinker
¥977 (2024/03/18 20:57:44時点 Amazon調べ-詳細)



モデルプロフィール

・名前     :平林はづき
・生年月日   :1991.4.24
・出身     :神奈川県
・職業     :大学生

ご協力いただいたお店

・店名  :Confort
・住所  :渋谷区渋谷2-14-16 B1F
・TEL   :03-3499-8020
・営業時間:12:00~翌2:00
・定休日 :日

本日のおまけ




投げ銭でサポートする

当サイトは広告収入と寄付によって運営しております。もし可能でしたら、投げ銭によるサポートをご検討いただけますと幸いです。




YouTube人気動画




殿堂入り記事