Yahoo!アカデミア学長が教える「すぐ行動」するための3ポイント

Yahoo!アカデミア学長が教える「すぐ行動」するための3ポイント




 みなさんこんにちは、マイト(maito)です。

 「人生の時間は限られている。だから何事も早く行動に起こした方がいい」とよく言われますよね。でも、「わかってはいるけど動けない」という方は多いのではないでしょうか?

 「やらなきゃいけないとわかってはいるんだけど…」「その時は、やろうと決めたのだけど…」「いざやる時になるとなかなかやる気が出ない」「行動に移せないまま終わってしまい、後悔する」という流れの繰り返し。私も何度も経験し、自己嫌悪に陥りました。

 これに対し、いわゆる「デキる人」というのはやることが早い。すぐ反応し、すぐ動き、どんどん解決していきます。なぜ、そんなに素早く行動できるのでしょか。それは本人の素質だけではなく、「思考」や「行動」に明確な違いがあるからです。

 今回ご紹介する『0秒で動け』には、タイトル通り「迷いなく行動するための手法」が紹介されています。著者の伊藤羊一さんは、かつてソフトバンクアカデミア(孫正義氏の後継者育成を目的とした学校)に所属し、国内CEOコースで年間1位の成績を修めた実力者。現在はヤフー株式会社のYahoo!アカデミア学長を務めています。

 以前は「本当にただのつまらないおっさんだった」と言われる伊藤さんが、講師として登壇できるまでになった要因は「行動する=一歩踏み出す」ことができるようになったからだそうです。

 すぐ「行動」するためには、以下3つのポイントがあります。

  1. 自分なりの結論をすぐ着想し、
  2. 仮説を組み立て、
  3. 自信を持って踏み出す

 今回は伊藤さんが教える「0秒で動くための3ポイント」をご紹介します。

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「0秒で動く」ための3ポイント

①自分なりの結論をすぐ着想する

 本書では、「すぐに動けない人」に共通する傾向として「事実とデータの中で悶々とし続ける」ことを挙げています。正解がわからず、自分の中ですぐに結論が出せないため、会議で発言ができなかったり行動に移せなかったりするのです。

 伊藤さんは「実際は『正解』などなく、やってみなければ分からない」ことが多いといいます。また「ある程度の情報があれば、それ以上の情報(材料)があっても結論の確からしさは変わらない」とも述べています。つまりインプットの量を増やし続けたからといって、アウトプットの質が比例して伸びていくわけではないということです。

 だから仮でもいいので「これは、こういう方向がいいのではないでしょうか?」と口火を切り、たたき台となる結論をすぐに示してしまったほうがよいのです。

 すぐ動ける人は、「自分なりの結論」をすぐに出すことができます。100%の確証がなくとも、よりよい結論にたどり着くための「頭出しの結論」を出すことで、ポジションをとり、すぐに動き出すことができるのです。

 「結論」を出す上で、重要なのが「仮説」を立てることです。

②仮説を組み立てる

 「結論」を出すためには、まず「仮説」を立てる必要があります。「仮説」とは、経験や知識、データなど、様々な事象から「こんなことがいえそうだ」ということを考えること。

 まずは仮説を立てて、その仮説に基づいて結論を出す。その結論を実行してみて、仮説が正しいか、結論が正しいかを検証する。このサイクルを回すことで、「すぐ動く」が可能になっていくといいます。

 たとえば「これからは人生100年時代だ」という情報に触れたときに、

  • 人生100年時代なら、80歳くらいまでは現役で働くのが当たり前になるかもしれない。
  • 寿命が伸びる一方、年金支給開始年齢がどんどん上がってきているから、老後を年金だけで過ごすのは難しいかもしれない。

のように予想が入った意見ができれば、それが仮説になります。

 仮説を立てられれば、

  • 80歳まで1つの会社や職業で働き続けるのは現実的ではないから、転職や新しいスキルの習得を検討しよう
  • 今から老後に備えてお金を貯めよう

といった具体的な「行動」が浮かび上がってきます。これが「仮説」にもとづく自分なりの「結論」です。

 このように日常のあちこちで仮説を立てる習慣を持つようにすると、行動につながりやすく、可能性が広がっていくと伊藤さんはいいます。

 様々な局面で「この場合は、どう動くといいだろう?」「自分だったらどう言うだろう?」と「自分事化」して考えていくと、様々な仮説が立てられ、実際に起こったときにも、取り乱すことなくスムーズに動くことができます。

 仮説のもとになる経験は、他人の経験でも構いません。自分の経験でも、他人の経験でも、頭の中に蓄積してつながっていくと、「自分なりの仮説」になっていきます。

 まずは仮説を立てる習慣をつけてみてください。

③自信を持って踏み出す

 仮説を立て、「こう動くべきだ」と結論が出せたとしても、「失敗が怖い」「周囲の目線や評価が気になってしまう」という理由で一歩が踏み出せない人は多いと思います。

 伊藤さんは「動き出したら反省しない」こと、特に「周囲の人からの反応やフィードバックはスルーする」ことを勧めています。

 大事なのは、せっかく踏み出した第一歩目を、二歩目や三歩目につなげること、勇気を振り絞った自分を尊重することです。ネガティブなフィードバックに耳を傾けた結果、心が折れてしまっては元も子もありません。

 初めての挑戦であれば、うまくいかないことがあるのは当然です。フィードバックを受けるのは、二歩目、三歩目を踏み出せるようになってからでよく、それも最初のうちはなるべく好意的なフィードバックを受けたほうがよいといいます。ポジティブな気持ちになり、コンディションを整えながら、徐々に慣れていくようにするのです。

 それほど最初の一歩を踏み出すこと、行動し続けることは大変であり、「自分に対する反応をコントロールする」ことが求められるのです。

 ネガティブなフィードバックも自分の糧にできるくらい余裕が出てきたら、そのときにいろいろな意見に耳を傾けるようにすればいいと伊藤さんはいいます。

 こうして第二歩、第三歩を踏み出せるようになったら、次は振り返りの時間をつくります。

 具体的には、

  • 自分はどういう行動をしたのか
  • その行動にはどんな意味があったのか
  • それを活かして、今日から何をするのか

の3点について考えます。つまり、実際の行動を振り返りながら、「So What?(だから何か)」と問い、意味を抽出し、自分なりの教訓にしていくということです。ゴールは「Aha!(おお、そういうことか!)」と気づくこと。

 振り返りを通じて、自分の行動や結果に対する気づきを得られると、今後も使える知恵となり、具体的な行動につながっていきます。

 振り返りの方法としては、ノートに書き出したり、SNSに投稿して反応を得たりといった「内省」と(自分自身で考えること)、「対話」(人と話すこと)の両方を行うことが勧められています。

 行動・振り返り、気づきのサイクルを回すことで、何か問題が起こったときに素早く仮説を立て、自分なりをポジションをとって行動に移すことができるようになります。

 ぜひ試してみてください。

終わりに

 本書では他にも「他人を味方につける方法」や「交渉を優位に進める方法」など、一歩を踏み出した後に成果を出すための手法も紹介されています。

 本書の教えを実践することで、自分にとって前向きな変化が生まれてくるはずです。

 是非読んでみてください。

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