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その企画書で「目的達成」できますか?
ビジネスマンたるもの、日々たくさんの企画書を作成し、上司や取引先にプレゼンテーションしていることでしょう。
しかし、なんとなく「企画書っぽいもの」を作るだけで満足してしまい、本来の目的である企画の実現が達成できない人も多いのではないでしょうか。
相手に伝わりやすく、共感が得られる企画書を作るために重要なことはなんでしょう。
今回は、約17,000点のビジネステンプレートを無料でダウンロードできる日本最大級のサイト、bizocean様のブランドコンテンツとして、「通る」企画書作成のためのポイントを紹介します。
企画書作成前の準備!
企画書とは、「実現させたい企てを分かりやすく伝え、相手から賛同を得る」ためのものです。単に事実やアイデアを羅列するだけでは不十分で、そこには具体的な「提案」が必要です。
目標を明確にする。
その企画を提案することで「相手から具体的に何を得たいのか」を明確にしましょう。
目標が曖昧な提案では、相手も何を判断して良いか分からず、通る通らない以前に企画書としての意味をなしません。
決定権者を見極める。
最終的に「Go」を出す権限を持っている人が誰なのか、可能な限り下調べしましょう。
決定権者に合わせて提案の見せ方や強調するポイントを調整すれば、通りやすい企画書に近づきます。
提案時の状況を想定する。
「どのような状況で企画書を使うのか」をあらかじめ想定しておきましょう。
「一人で使うのか、チームで分担して使うのか」「自社で行なうのか、取引先で行うのか」など、状況や場所によってプレゼン方法が制限される場合があるからです。
筋の通ったストーリーを心がける。
提案の説得力を高めるには、企画書が「全体として整合性のある魅力的なストーリーになっているか」が重要です。
論理の飛躍や説明不足がなく、きちんと筋が通った理解しやすいストーリーであれば、聞き手も納得感をもって受け入れることができます。
伝わる企画書の論理構成!
聞き手が理解しやすいストーリーとは、「何が課題なのか?」→「どうすれば課題を解決できるか?」→「具体的にはどう実行すればいいか?」の流れが基本となります。
課題発見
まずは、現状の分析から「解決すべき課題」があることを明確に指摘しましょう。なぜこの提案が必要なのか、企画の「背景」を共有します。
課題は一つではなく複雑に絡み合っているものですが、問題提起はなるべく1つに絞り、企画内容に直結する本質的な問題点を簡潔に指摘しましょう。
基本方針
次に、その課題にどう対処すべきか、基本方針を明示します。
「一言で表現すると何なのか?」を語れるまで内容を煮詰め、分かりやすい言葉で具体的にまとめることが重要です。基本方針が回りくどかったり、抽象的だったりすると、「何がやりたいのかわからない」提案となってしまいます。
また、提案される相手側のメリットについてきちんと言及することもお忘れなく。
「リスクが少なく、コストパフォーマンスは高く、明らかに成果が上がりそうだ」、こんなイメージを持ってもらえるような、隙のない提案を目指しましょう。
実行方針
最後に、基本方針を実行に移すために何が必要なのかを具体的に列挙します。
「6W2H(What、When、Why、Where、Who、Whom、How、How much)」でいえば、「いつ、どこで、どのように、いくらかけて」が中心となります。
最低限「この企画は、このくらいのスケジュールと予算でやります」という点を押さえていないと、「アイデアは面白いけど実現性がないよね」で終わってしまいます。
伝わる企画書の表現法!
見栄えにばかりこだわって中身のない企画書は論外ですが、提案内容や情報が伝わりやすいようビジュアルにこだわるのは重要です。
読む気にさせることが重要。
企画書は、そもそも「読んでもらえないもの」と考えるくらいがちょうどよいです。その上で、「相手に興味を引くにはどんな伝え方をすれば」よいかを突き詰めます。
要約力と図解力を駆使して、要点が「素早く分かる」工夫を盛り込み、「読む気にさせる」ビジュアルにすることが重要です。
伝わりやすいポイントを守る。
「伝わりやすい企画書」には次のようなポイントがあります。
・伝えたいポイントは3つまでに絞る。
・なるべく簡単明瞭に、一言でいい切る。
・難しい言葉や曖昧な表現は避ける。
・箇条書きをうまく使う。
・重要な順に説明する。
図を活用する。
要点を分かりやすく伝えるには、文章だけではなく視覚に訴えることも効果的です。
ピラミッド型や時系列型など、フレームワークを活用して構造を視覚化すると、伝わりやすさが飛躍的に高まります。
視線の動きを意識する。
人の視線は「Z」の形に動きます。一番上の左端から読み始め、右に視線が動き、右まで移動したら下がっていき、最後にその書類の一番右下で終わります。
視線の動きに合わせて重要な情報を配置すれば、読まれやすい企画書になります。
文章表現に気をつける。
肝心の文章が的確でなくては企画書に説得力は生まれません。
・表記を統一する。
・字間・字送り、行間・行送りの調整。
・フォントやフォントサイズの調整。
・誤字脱字のチェック。
など、基本的なポイントを押さえて、読みやすい文章を心がけましょう。
色使いの注意点。
重要なポイントを際立たせ、分かりやすい企画書にするには、色の使い方が重要です。
・原色は避ける。
・基本的には同系統三色まで。
・白黒印刷でも分かりやすくする。
ケバケバしくて「読む気の失せる企画書」とならないよう、見栄えのよい色使いを意識しましょう。
色の使い分け。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーといった色の使い分けも重要です。
アクセントカラーは全体のせいぜい5%程度。それ以上に増えると、目立たなくなり無駄にチカチカした印象になってしまいます。
装飾の濫用は避ける
提案の本質に絡まない装飾を増やし過ぎると、単にうるさいだけで内容が頭に入って行かず、逆効果となる場合もあります。
「この装飾は本当に必要か?」「邪魔になっていないか?」と、受け手側の気持ちになって確認してみることが重要です。
まとめ
自分の企画が受け入れられ、実現される経験は、仕事のやりがいや充実感を与えてくれるものです。
しかし、相手の納得を引き出す良質な企画書は一朝一夕で作れるものではありません。
だからこそ、先達が考案した「通りやすい企画書」のテンプレートを活用して、企画書作成の苦労を少しでも軽減しましょう。
今回ご紹介した『パパッと作る! バッチリ通す! A4一枚企画書・報告書テンプレート2000』は、企画のプロ集団の知恵や工夫がたっぷり詰まったテンプレートが2000種類以上も用意されています。
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営業時間:9:00~22:00
定休日 :無
本日のおまけ
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