常識に縛られず「自分らしく」生きるための3つのヒント

常識に縛られず「自分らしく」生きるための3つのヒント




 こんにちは、七桜えりこです。

 今回ご紹介するのは、ブレンドン・バーチャード先生の著書『自分を貫く』です。

 この本を開いて、最初に思い浮かんだのは、アインシュタインのかの有名な言葉です。

 「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」

 このことを、普段の生活で意識することは滅多にないかもしれません。大人になり、社会に出て、世間に揉まれていくと、いつの間にか「常識を疑う」という行為をしなくなっていきます。

 常識は、客観的に見て「当たり前」のことだから「常識」なのであって、それをわざわざ疑おうとは思いませんよね。

 幸か不幸か、大人になるほど知識や経験が増えていくため、何か新しいアイデアや挑戦したいことが浮かんだとしても、すぐにそのヒラメキを頭の中から追い払ってしまうことが多くなります。

  • 「常識的に考えて、そんなの無理だな」
  • 「無難が一番だ。やっぱり妥協しよう」
  • 「うーむ、失敗はこわいな。やめておこう」

 このように、行動に移す前に「常識」を持ち出して諦めてしまうのは、とてももったいないことです。もしかしたら、それがあなたを「成功者」に導く重大な「ヒラメキ」だったかもしれないのだから…。

 著者は、目標を達成するために必要なのは、「パーソナルフリーダム」を手に入れ、それを二度と手放さないことだと言います。

 パーソナルフリーダムとは「個人としての自由」のこと。これは「自分を縛っていた思いこみや習性を断ち切り、そこから自由になる」ということです。

 そのためには「幸せをつかむのを邪魔をしようとする人々と、決別するという選択も必要」とも言っています。

 そうだ!!

 18歳までに得た偏見のために、自分が本当はなれたかもしれない「成功者」への切符を手放すなんてなんてバカみたいじゃん!?

 ということで、バーチャード先生が語る、絶対に目標を達成するための「9つの宣言」について、私なりの解釈を交えて3つご紹介しようと思います。

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1.全身全霊を傾けて、力の限り
人生と向かい合う

 バーチャード先生は言います。

 「愚かさにとらわれた意識のない動物のように、何も考えずに無力のまま人生を送ることのないようにしましょう」「五感を働かせて、この人生を感じるようにしましょう」と。

 そして、これを実践するための敵は、まぎれもない自分自身であり、「過去や未来に生きる癖」を克服しなければならないのだと…。

 それをしないとどうなるのか?

・・・

 人生が前に進めなくなるそうです!!

 た、た、たいへんです!!

 この言葉に私は焦りを感じました。

 皆さんはどうでしょうか…。

 たとえば上司にひどく怒られた場合や、大好きな恋人にフラれてしまった場合など、私たちは、大なり小なり「嫌な過去」を今日に持ち越して生きてしまいます。(私もそうですね。渦中です。該当者です)

 で、ここで要注意です!!

 それらのネガティブな感情や意識を今に持ち越していると、「今、ここで手に入れられる物を逃してしまう」というのです。

 これは、やばいです。(だって、はやく新しい彼氏がほしいんですもの。逃したくないわ)

 だから、今、過去を手放しましょう。

 「今」に、全身全霊を傾けるのです。



2.自分の計画を取り戻す

 先生は言います。

 「毎日、自発的に、自分らしく、大切に思う活動に取り組んでいると、大きな喜びに満ちた人生が送れます」

 「自発的に」「自分らしく」というのがキーワードですね。皆様、「周りに合わせなければ」という思いが足かせとなって、身動きがとれなくなってしまう時はありませんか?

 とかく日本では「和」の精神が尊重され、個性よりも集団の秩序が重視される傾向にあります。これを「美徳」と考える人もいますが、私は「周囲に合わせなければ…」という思い込みは、人の行動を制限する足かせになりやすいと感じます。

 そうすると本来、自分が心から望んでいることを追求できなくなってしまいます。だから先生は「自分の計画」を取り戻すことの重要性を説いているんですね。

 「望んでもないゲームに参加する必要はありません」という先生の言葉を胸に刻み、自分が大切と思う活動に取り組んでいきましょう。

3.思いのままに前進する

 ほとんどの人は、今よりもずっと早く成長できる力を持っているのに、ちょっとした不安や恐怖を理由に、「思いのままに前進する」ことをためらってしまいます。

 目標を達成して「成功者」になりたいのなら、こうした認識を変えなければいけません!

 先生は、「どんなときでも、変化を求めるには、少しだけ常軌を逸した行動をする必要がある」と言います。

 たしかに周囲を見渡してみると、無鉄砲と言われるようなことをしているのに、何故か出世している人っていますよね。

 私も、数人知っています。

 夢を叶えるためには、正気を疑われたり、無鉄砲だと思われたりすることがむしろ必要なんですね。

 思いのままに前進するために、もっと、わがままになっていいんです!

 「無鉄砲だとか、頭がおかしいとか言われたら、それを自分の運命として受け入れ、自分が臆病者ではないことに感謝するのです」という先生の言葉が、皆様に新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずです。

人生を変えたい人に読んでほしい一冊

 本書は、「これから何かを成し遂げたい!」と大志を抱いている人、日々の会社勤めのなかで何か違和感を覚えている人、またはダイエットでも資格の勉強でも、何かしら目標があって、少しでも自分をレベルアップさせたいと考えている人にオススメしたい一冊です。

 私も、この本をそばに置いて、日々、目標に向かってがんばろう! と思いました。

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