家入一真が示すこれからの幸せな生き方!個人が主役になれる「小さな経済圏」とは?

家入一真が示すこれからの幸せな生き方!個人が主役になれる「小さな経済圏」とは?

自分の幸せについて見つめ直そう

 こんにちは。現在都内の大学に通っていて、来年から社会人になる小野寺です。

 「今の自分って幸せか?」ーーそう思いを巡らせたことはありませんか? 僕は、この本を読みながら考えさせられました。

 みんなが「幸せ」って呼んでいるものは、「頑張れば頑張るほど、お金持ちになればなるほど手に入れられるはずだ…!」と信じられていたけど、実際は違うのではないか…。

  • 頑張った結果、体を壊してしまったり
  • お金では解決しないことが多かったり
  • お金よりも大事なものがある気がしてしまったり

 こうしたことは、まだ働いていない僕ですら、うすうす感じ始めています。

 「ではどうすればいいのやら…」

 そんな不安と疑問に対して、一つの未来を魅せてくれたのがこの本、『なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。』です。

 著者は家入一真さん。新しい「お金の流れ」を創るため「CAMPFIRE」というクラウドファンディングサービスを立ち上げた人物です。

 これまで、誰かに重石のように乗せられてきた「会社のために働く」という固定観念に縛られることなく、「自分の幸せの為に生きる」未来を追い求めていいーーそんな希望を感じさせてくれる一冊です。



「いい社会」ってどんな社会?

 「いい社会」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?

 もちろん人によってそのイメージは異なるはずです。しかしこれまでは、大半の人が、資本主義経済の中で物質的な欲求を満たすためにお金を使い、高度に経済が回っていく状態を「いい社会」だと考えてきたのではないでしょうか。

 でも、「それだけではみんなが幸せになれない」と家入さんは指摘します。

 仕事に追われ、物欲を追い続ける毎日では、いつまで経っても安らぎを得られず、いずれ疲弊してしまう人が出てくるからです。

 家入さんは、「もはや物欲を満たすことが個人の生き甲斐ではなくなってきている」と言います。

 僕自身、テレビも携帯もインターネットも、生まれた時からありましたし、生まれてからこれまで、物がなくて困ったことはありませんでした。生活に必要なものは何でもそろっている中で、「もっとお金があれば、もっと物があれば幸せになれる」という感覚はなかったんですね。

 では、これからの時代は、どういう社会になれば、みんなが幸せになれるのでしょうか。

 大切なのは、自分が「どんな生き方がしたいか」であり、それは「自分にとっての幸せはどこにあるのか」を探ることだと家入さんは言います。

 そして「幸せとは何か」と考えると、「自分のやりたいことができる」ということなんじゃないかと続けます。

 「いい社会」とは「各自が自由に、自分の幸せを追求できる社会」ということになる。つまり、経済的というよりも、精神的に持続可能な社会だ。

 こう言わると、「確かにそれは理想的な生き方だけど、実際は難しいんじゃないの??」って思う人もいますよね。

 でも、「自分のやりたいことができる」「自分にとっての幸せを追求できる」社会というのは、すでに実現され始めているのです。

個人が主役の「小さな経済圏」とは?

 本書の中で特に印象的だったのが、「小さな経済圏」というキーワードと、その経済圏における貨幣のあり方についてです。

 「小さな経済圏」というのは、「個人レベルで小さなつながりを持ち、支え合っているコミュニティ」のことです。そこでは社会一般の価値観よりも、自分の価値観に従って生きることで、周囲から共感を集め、応援してもらうことで経済が回っています。つまり「個人個人が主人公になれる社会」なのです。

 例えばクラウドファンドで、無名の高校生の「自分が住む地域のためにこんなことがしたい」という声にお金が集まるというのも、「小さな経済圏」ならではのことです。

 家入さんによると、この「小さな経済圏」では、資本主義経済において絶対的な貨幣である「お金」に代わる、新しい貨幣が生まれているといいます。

 それは「信用」です。信用があれば、クラウドファンドでプロジェクトを立ち上げてお金を集めることも、ICOで起業家が個人から何億も資金調達することもできる社会になってきているのです。

 信用があるからこそ、「あなたのためならお金を出すよ」と言ってもらえるんですね。

 家入さんがCAMPFIREでやろうとしていることは、「お金」が基準となる資本主義社会を否定するのではなく、「信用」という新しい貨幣によって、資本主義を補填するというアプローチに見えます。

 僕は会社組織を否定したいわけではなく、その仕組みによって生きづらさや働きづらさを感じいる人にも居場所を作りたかっただけだ。そういう人は結構いるし、言語化していないだけで違和感を持ち続けている人はさらにいる。



挑戦のハードルがゼロなら何をする?

 この本を読むと、家入さんがどんな想いでCAMPFIREを育てているのかがよくわかります。

 それは「自分のやりたいこと」ができる「いい社会」において、挑戦のハードルを下げることです。

 これまでCAMPFIREは、クラウドファンドの手数料を5%(業界最安値)にしたり、掲載されているプロジェクト全てに保険をかけたりと、プロジェクトを立てる人のことを最優先に考えたサービスを提供してきました。

 それは「手数料が高いからやらない」「失敗したときが怖いからやらない」といった「行動の言い訳がない社会」を作っていくための布石だったのです。

 家入さんが本書の巻末に書いている、次の言葉が印象的です。

 結局は、何を幸せとするかという話なんだろうけど、その軸は未だに僕もわからない。というか、正解なんて、多分ない。

 これが正解だと思ったけど、実は違ったみたいなことは全然ありうる。でも、「これが幸せなのかな」って思えるぼやっとしたものの端っこでも見つかると、生き方はだいぶ楽になる。

 家入さんのような起業家のおかけで、「自分のやりたいことをやる」という生き方を実現しやすい時代になってきています。

 忘れてはいけないのは、そうした社会が形になってきている中で、他でもない「自分」が何をするのかだということです。家入さんの本との出会いは、改めて「自分にとっての幸せ」を考えさせてくれました。

 家入さんが目指している「なめらかなお金がめぐる社会」をもっと詳しくしりたい方は、ぜひ本を手に取ってみてください。

執筆者プロフィール

小野寺雄大
「美女読書 編集室」第1期メンバー
テックメディアでインターン中/22/

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