「ポジションを取り、今すぐ行動せよ」落合陽一『日本再興戦略』を読んで学んだこと

「ポジションを取り、今すぐ行動せよ」落合陽一『日本再興戦略』を読んで学んだこと

 こんにちは。ゲンゴローです。待ちに待った本が発売されました!

 落合陽一さんの『日本再興戦略』です。

 落合さんは大学の教員や会社経営、メディアアーティストなど複数の立場から様々な技術を研究開発している今注目の人物。経済情報に特化したニュース配信「LivePicks」では、AIやブロックチェーンをはじめとする最新テクノロジーだけでなく、世界の文化や歴史など、幅広い分野について解説されており、「この配信が本当に無料でいいの?」と疑いたくなるくらい毎週密度の濃い勉強をすることができます。

 今日、テクノロジーの進化や少子高齢化、人口減少などにより、世界と日本が大きく変わりつつあります。本書ではテクノロジーや働き方などの切り口から日本が今後とるべき戦略について示されています。

ロボット化によって働き方が多様化する

 これからの日本を考える上で「少子高齢化と人口減少」は避けて通れません。テレビや新聞を見ると、これを悲観的な材料としてとらえる声は多いと思います。しかし落合さんは「テクノロジーをうまく活用し、社会システムを再構築すれば、むしろ日本再興の大きな切り札となる」と言います。

 本書では、その理由として以下3点を挙げています。

  1. 仕事の機械化に対して、圧力がかかりにくい
  2. 少子高齢化対策技術をアジア諸国へ輸出することができる
  3. 大人が多く、子供が少ないので、教育にコストをかけられる

 なかでも注目したいのが、1つ目の「仕事の機械化に対して、圧力がかかりにくい」という点です。少子高齢化・人口減少に伴い労働力が不足する日本において、仕事の機械化・ロボット化は社会正義。反対の圧力がかかりづらく、他国に先駆けて推進することが可能なのです。

 自動運転などのロボット技術が浸透すれば、今まで人の手で行ってきた単純作業が自動化され、人間の時間は余るようになります。つまり今よりも多くの時間を別の仕事に使うことができ、副業を始めるなど多様な働き方が実現しやすくなるのです。



「百姓的な働き方」を目指せ

 最近は副業を解禁する会社もちらほら出てきていますが、依然として禁止している会社の方が多いでしょう。一般的なサラリーマン像としては、新卒で入った会社に定年まで勤めるというイメージがまだまだ根強いと思います。

 しかしこの価値観は、戦後の高度経済成長期に生まれたもので、古来からの日本の伝統ではありません。むしろ江戸時代までの「士農工商の考え方が、時代の最先端になってきている」と落合さんは言います。

 本書では、以下のように分類されています。

  • 「士」…政治家や官僚、学者などのクリエイティブクラス
  • 「農」…生業が100個ある人たち。自営業者やマルチクリエーター
  • 「工」…職人
  • 「商」…ホワイトカラーなどのビジネスパーソン

 「商」であるホワイトカラーは、世の中にモノを生み出しません。そのためAIが普及すると業務が効率化され、機械に置き換わっていきます。

 「農」の中心は、多様な生業を持つ「百姓」です。百姓とは生業が100個ある人たちのことをいい、落合さんは「百姓的な」生き方がこれから重要になると説いています。

 百姓は様々な仕事をポートフォリオマネジメント(全体のバランスを考慮して、取捨選択・優先順位をつけて意思決定)しているので、人材として価値がなくなることがありません。

 落合さん自身も「百姓的な」生き方をされている一人です。大学で教えながらメディアアートに取り組み、会社経営もしておられます。

 ここで注意しておきたいのは、何でもかんでも手を出せばいいという訳ではないということです。まずはニッチな分野でもいいので一個の専門性を掘り下げること。すると他の分野のトップ人材にも会えるようになるので、そこから横展開していくことを落合さんは勧めています。

 この点は、堀江貴文さんも『多動力』にて同様のことを述べています。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

ポジションを取り、今すぐ行動せよ

 本書を読んで強く印象に残ったのは「ポジションを取れ。とにかくやってみろ」という言葉です。

 「ポジションを取る」とはどういうことでしょうか。他のメディアでも落合さんは同様の発言をしているのですが、正直、本書を読むまではどういう意味なのかあまりイメージが持てていませんでした。

 要するに「自分の主義主張や立ち位置(ポジション)を明確にして、それを貫いた発言や行動をしていく」ということだと思います。

 落合さんは「ポジションを取るのは決して難しいことではありません。結婚することも、子どもを持つことも、転職することも、投資をすることも、勉強することも、すべてポジションを取ることです」と言います。

 「自分はポジションを取れているだろうか?」落合さんの言葉を聞いて、今一度真剣に考えてみました。自分は人工知能や仮想通貨をはじめとする最新テクノロジーに関心があります。これまで関連書籍やネットを通して勉強してきましたが、専門家から直接話を聞くことや、学んだことについて人と議論することからは逃げてきました。

 「まだ自分には早い…周りに適した人がいない」という理由で後回しにしていたのです。

 本書を読み終えたとき「最新テクノロジーについて情報発信する」というポジションを取るために、行動しなければ! という思いに駆られました。そこで前々から気になっていた落合さんのオンラインサロン「落合陽一の解体魔術講座」への参加を決意。これからはサロンへの参加を通して、さらに鮮度の高い情報を集められるようアンテナを張っていこうと思います。

 最後に、落合さんのこの言葉で締めくくりたいと思います。

 指数関数的成長にとって、すべての点は、いつでも始まったばかりだ。

 今から行動しても遅いということはありません。今ここが「始まったばかり」なのです。

執筆者プロフィール

ゲンゴロー
「美女読書 編集室」第1期メンバー
石川県生まれの26歳。研究機関に勤務。
趣味は空手とダンス。

ブログ:「ぎりぎり攻めたらいーやん」

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