やりたいことがわからない人は「パッションテスト」で情熱の向く先を明確にしよう

やりたいことがわからない人は「パッションテスト」で情熱の向く先を明確にしよう

自分の情熱が向く先を知れる名著

 2017年8月、美女読書の「本好きライター向けライティングサロン」のメンバーになり、最初の本の書評を書くために、『心に響くことだけをやりなさい!』という本を選択した。選んだ理由は、世界46カ国で実証され全米でベストセラーということを知り、読む価値がある本だと直感したからだ。

 実はわたしは若い時から、この手の啓発本が大好きで、今も読む本のうち月に1冊は自己啓発の本が含まれている。

 わたしは今年63歳になる土木技術者であり、今もダム管理補助業務に携わっている。「今更、自己啓発なんてどうでもいいんじゃないの」と言われそうだが、まだまだ人生でやり残したことは山ほどあると思っているし、実際、山ほどある。

 それはさておき、著者のジャネット・アットウッドは「パッションテスト」の創始者であり、情熱に関するエキスパートである。共著のクリス・アットウッドも同じくパッションテストの創始者であり、自己啓発分野のエキスパートだ。

 多くの自己啓発本を読んできた私だが、この本は今までにない視点で、「いかにすれば人生の成功を勝ち取れるか」を具体的に、わかりやすく説明してくれる名著だといえよう。

 もっと早くこの本に書かれているアイデアを知っていれば、私の人生も恐らく変わっていたかもしれない。この本には、すばらしい考え方が数多くちりばめられていて、とても心に響く内容となっている。自己啓発書が好きな人なら見逃してはならない本物の一冊である。



「パッションテスト」で
心底やりたいことを明確にする

 著者は以下のように力説する。

 ゆるぎない成功を遂げるために、最も大切な前提条件は、自分の行いに対するパッションを持つこと、自分が人生で愛していること、喜びや情熱を感じることに注意を向けることなのです。

 パッションは、人生を変える力を持っています。パッションに沿って生きるとき、運命は自然と楽に花開いていきます。

 パッションテストを受けることにより、心底やりたいこと、あなたにとって最も大切なことが明確になります。パッションテストは、あなたの人生のミッションを発見する助けとなるシステムです。また、「どのように実現するか」は、パッションテストを終えた後で考えればよい。とにかく、自分が大切だと思ったことを書き出すことです。

 そこでパッションテストを受けてみた。

① パッションを書き出す

 「理想の人生を生きているとき、私は」…の後に続けて、10〜15項目、簡潔に文章を書く。

 わたしは10項目書いてみた。「こんなことが本当に叶うといいのだが!」とふと思った。そのうちの一つが「洋画を字幕なしで理解できるようになる」だ。

 ここで著者は、「自分の発想の殻を破ること」、「現実的な人生よりも、理想の人生について考えること」の重要性を強調している。そこでわたしは、最初に書いたことよりもさらに理想的なことを考え、パッションを「バイリンガル(英語)になっている」と訂正した。

② パッションに順位をつける

 また著者の指示に従い、大切なものから順番に並び替え、上位5項目を選んだ。「バイリンガル(英語)になっている」は4番目とした。

 「これって自分を向上させる有効な手段でないだろうか?」と思えてきた。なぜなら、著者の言うように、「自分が注意を向けていることは、人生において実現されやすくなる」と思うからだ。

 著者によると、パッションテストは6カ月に1回受けるようにすると、そのたびに自分のパッションがますます明確になっていくようである。確かに自分の願望は年月や環境とともに変化していくように思う。肝心なことは、常に自分のパッションは何かと問い続けることなのだろう。

③ パッションスコアをつける

 次に、パッションスコアをつける。自分の選んだ上位5つのパッションに、それぞれ0点から10点までの点数をつける。0点であれば、自分の人生でそのパッションを全然生きていないという意味であり、10点なら、そのパッションを完全に生きているということになる。

 このことは、点数が低いパッションは、今までそれほど注意を向けてこなかったということを表し、点数の高いパッションはたくさんの注意を向けてきたことを意味する。

 ここで重要なのは、著者が言うように「毎日、一瞬一瞬、絶えず注意を向けている事柄が、私たちの人生で創りだされる」ということである。

 私は「バイリンガル(英語)になっている」に6点をつけた。少し甘い点数かもしれないが、私自身のやる気も加味し、毎日少しずつではあるが英語の勉強を続けていることもあり6点とした。

 ここで点数をつけるのは、現在の自分と理想の自分とのギャップを知ることが課題解決に役立つからだと思う。

④ パッションカードを作る

 その次は、パッションを書き込んだ「パッションカード」を作る。わたしはスマートフォンに「かんたん付箋」というアプリをダウンロードし、そこにパッションを書き込み、毎日何度か見たり読んだりするように決めた。

 著者の説明では、「大事なことは、選択や決断やチャンスを目の前にしたときには、自分のパッションに沿って選択をする。とにかく、自分のパッションが自分の中にしっかり根付くように、1日の中で何度かパッションを読み上げる必要がある」ということだ。

 私たちの脳は課題を与えられれば、その課題を解決しようと懸命に働くということを何かの本で読んだことがある。人間の脳はその人が考えている以上に優秀なのである。そして、そのことは実際よく経験している。

 パッションカードは、その内容自体が課題であるので、毎日見ることで、私たちの脳を課題解決に向けて懸命に働かせていることになる。

自分が本当に望むものを知ることの大切さ

 人生をより有意義で価値あるものにしたいなら、まずは自分が本当に望むものを知ることである。このことを、本書は教えてくれた。この本に出会わなければ、わたしの望みは、今もとても小さなもので終わっていたように思う。また、パッション(といえるものがあったとしても)を途中で投げ出していたかもしれない。

 今の私は、このような不運を断ち切ってくれる知恵を授かったのだから言葉では言い表せないほど、この本には感謝している。

執筆者プロフィール

1/f ゆらぎ
「美女読書 編集室」第1期メンバー
生きていく上で読書はとても大切なツールだと強く感じています。将来は自分でも本を書いてみたいと思っています。

とりあえずはライティング力を磨きたいと思いメンバーになりました。今後ともよろしくお願いします。

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