「freee」CEO・佐々木大輔が教える!人生を変える「3ヶ月」の使い方

「freee」CEO・佐々木大輔が教える!人生を変える「3ヶ月」の使い方




 こんにちは。小野寺です。

 「やらなければならいこと」に追われて、自分自身のやりたいことができていない、後回しになってしまっている、と感じることはありませんか?

 日常のタスクに追われてしまうと、「本当にやるべきこと」や「やりたいこと」ができなくなってしまいます。どうすればよいのでしょうか。

 日本イノベーター30人、起業家ランキング10に選ばれた、クラウド会計ソフト「freee」のCEOである佐々木大輔さんの著書『「3か月」の使い方で人生は変わる』から、圧倒的な成果を生み出す時間術を紹介します。



3ヶ月間、一つテーマに取り組む

 佐々木さんは、3ヶ月単位で一つの取り組むテーマを決めて、時間を振り分け、その使い方について振り返りを行うそうです。

 3ヶ月間である理由は、「期間が長すぎず、短すぎない」から。3ヶ月であれば、間延びをせずに集中して結果を出すことができます。また、長期的な目標も3ヶ月を積み重ねた先にあるので、3ヶ月単位で集中して取り組めるように課題を設定していくことで、目標を達成しやすくなります。

 その時のステップを2つ紹介します。

①3ヶ月間のテーマを決める

 テーマを決める際に佐々木さんが重視しているのは、「ワクワクすることを選ぶ」こと。このワクワクとは、誰かが与えてくれるものではなく、自分で発見するものだといいます。

 「この課題を解決した先に何があるのか」「解決した先にどんな意義があるのか」と、様々な観点から考えることで見つけることができます。

②テーマに対してゴールを決める

 ゴールを考えるときに重視したいのが、「理想ドリブンに決める」ということです。

 「ドリブン」とは「〜をもとに」「〜を起点に」という意味。つまり「理想を起点にゴールを決めましょう」ということです。

 今の自分ができることをベースにゴールを考えると、自分の能力を自分で制限することになってしまいます。そうではなく、理想をベースにゴールを決め、「その理想を叶えるために何が必要か」という考え方をするのです。

 次に大事なのは、自分にとってコントロール可能なゴールを設定すること。例えば、英語の勉強をするときは、「外国人と話せるようになる!というものよりも、「毎日2時間リスニングする」のように、具体的かつ自分の行動でコントロールできるものにします。



3ヶ月の実践のコツ

 3ヶ月の間、設定したテーマに集中するために、佐々木さんが実践しているものをいくつか紹介します。

①他人に遠慮しないし、見栄も張らない

 他人の目を気にしすぎると、時間の無駄が生まれて生産性を下げてしまいます。たとえば、「相手にこう言うとどう思うだろうか」「実力がないと思われたくない」などと考える時間は、目標達成とは結びつかない無駄な時間です。

 他人のために使っていた時間を削り、本当にやるべきことに時間を使うことが、3ヶ月で成果をあげるために重要なポイントなのです。

②「やるべきこと」より「やらないこと」を決める

 佐々木さんは「やらないこと」を最初に決め、タスクをそぎ落とした上で、残った「やるべきこと」をスケジューリングするそうです。

 「やらないこと」を決めると全体のタスクが減り、「必ずやること」だけが残ってシンプルに管理できるようになるため、タスクに追われる余裕のない日々から抜け出すことができます。

③「いい時間の使い方だったのか?」を振り返る

 3ヶ月に一度、自分の時間の使い方についてよかったことと、悪かったことを振り返り、今後のスケジューリングに生かします。

 たとえば、

  • どうしてこんなことにたくさん時間を使ったのか?
  • ここはもう少し時間をかけるべきだっただろうか?
  • スケジュール通り進んだのはなぜだろう?

 といった質問を投げかけて改善点を見出し、次の3ヶ月を有意義にするために活用していきます。

 理想的な時間の使い方ができるようになってくれば、「本当にやりたいこと」を追いかける時間を捻出できるようになります。

3ヶ月で何を実践する?

 本書を読んで、自分は日常のタスクに追われるばかりで、時間の振り分けの基準となるような「3ヶ月テーマ」は明確に設定できていなかったことに気づきました。

 自分の時間を、より有意義に活用するためにも、3ヶ月のテーマを決めるところから始めたいと思います。






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