「悩む時間」より「考える時間」を増やせ!「2軸思考」で頭の中をシンプルに

「悩む時間」より「考える時間」を増やせ!「2軸思考」で頭の中をシンプルに


けいと
自分の思考を整理し、相手に伝える内容をシンプルにするための「2軸思考」というフレームワークをご紹介します!

 みなさんは仕事やプライベートにおいて、目の前のやることが多すぎて何から手をつけていいかわからなくなった経験はありませんか? また相手にわかりやすく伝えようとした結果、話が長くなってしまった経験は?

 仕事でもプライベートでも、何かトラブルが発生した時には、迅速な対応と的確な判断が求められます。また人と人とが関わり、チームや組織として動くためには正確なコミュニケーションも必要でしょう。

 今回、自分の思考や人に何かを伝えるときの内容をシンプルに整理したい思いから、『複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考』を手に取りました。

複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考

 本書では、タテとヨコの2本の線を引くことによって、あらゆる事象を整理する「2軸思考」と呼ばれるフレームワークが紹介されています。 

 2軸思考とはどういったものなのか、またそれを使うことでどういったメリットや効果が得られるのかについてお伝えしていきます。

2軸思考というフレームワーク

 著者はIBMに入社し、システム開発のプロジェクトに関わる中で、

  • 問題はシンプルにしないと解決できない
  • 問題は、書き出すことで解決が速くなる

 ことを学んだそうです。またトラブルに対処できる人や的確に行動できる人と、それができない人との差についても、一旦立ち止まって全体を俯瞰しているか、複雑なことをシンプルにして考えているかが大切なポイントであると述べています。

 事象をシンプルに考えるにあたり、意識することとして挙げているのが、「考える枠を決める」「全体像を捉える」「ムダに考えない」という3つの原則。

 これらの原則を、仕事の場で実践する上で役に立つのが「フレームワーク」です。フレームワークには「3C」「4P」「SWOT分析」といった様々な種類がありますが、実際に私たちが仕事でそれを使おうとしても、いまいちうまく使えない場合が多いのではないでしょうか。

 しかし、本書が紹介する「2軸思考」は、タテ軸とヨコ軸、2本の線を引くだけであらゆる物事や情報をシンプルに整理することができる、とても使いやすいフレームワークとなっています。

 この2軸フレームワークは、考える目的に応じて3タイプに分かれています。具体的な内容はこちらの記事を参考にご覧ください。

「2軸思考」を使う5つのメリットとその効果

 著者は、2軸思考を使うメリットとして以下の5点を挙げています。

  1. 「悩む時間」がなくなる
  2. 「即断即決」できる
  3. 「新しいアイデア」を生み出せる
  4. 「わかりやすい説明」ができる
  5. 「わかりやすい資料」を速く作成できる

 2軸思考を使うことにより、「考えるスピード」と「伝えるスピード」が速くなる効果が実感できると筆者は述べています。

 私が本書を読んで、その効果に特に関わりが深いと思ったのが、①「悩む時間」がなくなる④「わかりやすい説明」ができる、の2点です。

「悩む時間」がなくなる

 まず、①について。人は悩んでいる時や、何をすればいいかわからない時に思考が止まってしまいます。2軸思考によって考える枠を可視化すれば、問題が明確となるため、悩んでいた時間を考える時間へ回すことができます。

 つまり悩む時間が減って、結論を出すまでの時間を短縮することができるのです。このことは私も仕事で2軸を取り入れ、内容を図で表すことで実感しました。

「わかりやすい説明」ができる

 次に、④について。相手にあれもこれも伝えようとすると、説明が長くなりわかりづらくなってしまいます。人とコミュニケーションする上で意識しないといけないことは「1回で確実に情報を伝えること」であり、そのためにはきちんと整理してから伝える必要があります。

 2軸を紙に書いて整理すれば、物事をイメージで理解できるようになるため、「ホウ・レン・ソウ」の質も上がると言います。

書けないことは伝えられない

 「図に書けないことは伝わらない」。本書で、私が特に印象に残った言葉です。自分の思考が整理されていないと、自分が言いたいことも相手に伝わりません。

 著者によると、自分の言いたいことを図に書けなければ、物事の構造を捉えられていない状態だそうです。逆に、図で表現することができれば、論理構造を理解できているということです。

 仕事では、いかに「伝えるべき内容を論理的に相手に届けるか」が重要になってきます。もしタテとヨコの2つの軸を書くことで、自分の思考を整理でき、相手に自分の考えをわかりやすく伝えられるのであれば、そのフレームワークを使わない手はありませんよね。

 ぜひ本書を読んで、「2軸思考」を仕事やプライベートに取り入れてみてください。

執筆者プロフィール

けいと
行政マンとして働く傍ら、ボランティアで「外遊びを再び日本の文化へ」するべくチャンバラ合戦の運営にも携わっています。

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