本を読むのが「めんどくさい」人へ!読書習慣を身につけるシンプルな方法!

本を読むのが「めんどくさい」人へ!読書習慣を身につけるシンプルな方法!






本を読むのも「めんどくさい」あなたへ…

 2016年に行われた「大学生の読書時間」の調査では、「読書をまったくしない大学生」が45%もいて、過去最高という結果が出ています。

 スマホの利用時間が増え、読書以外の娯楽や情報コンテンツが増えたことが大きな原因ではあるものの、若者の多くが本を読まない理由の一つに、ただただ読むのが「めんどくさい」というのがあるように思います。

 画像や動画で楽しむことに慣れてしまうと、文字を追うことや、まとまった文章を読む作業がめんどくさくなってしまいますよね。

 とはいえ、読書の重要性は誰もが認識しているところでしょう。「読書はしたいけど、めんどくさくて読む気になれない」、そんな方にオススメしたいのが、『「めんどくさい」がなくなる本』です。

 モデルは青文字系女性雑誌「mer」の人気モデル、「しばさき」こと柴田紗希さん。めんどくさがりで普段あまり本を読む機会がないというしばさきさんですが、本書は「はじめに」を読んだだけで一気に心が掴まれたと言います。

 やる気やモチベーションに頼らずに、自然と「めんどくさい」を解消させられるノウハウが詰まった本書は、本を読むのもめんどくさいと感じているあなたにとって、目からウロコが落ちる一冊となるでしょう。

 今回は本書から「めんどくさい」をなくす方法について紹介します。

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やる気やモチベーションに頼らずに行動に移す方法とは…?

 何かに取り組むときに「めんどくさい」と感じる理由は、端的に言うとその行いを「やらなきゃいけないこと」と考えてしまうからです。「勉強のために読書しなきゃいけない」「ダイエットのためにジョギングしなきゃいけない」のように、義務的に捉えてしまうとどんな行動でも途端にめんどくさくなります。

 この状態をやる気やモチベーションで乗り越えようと思っても、ほとんどの場合長続きしません。なぜなら、やる気やモチベーションという燃料はきわめて短期的なものなので、その行動が習慣化するまで持続することは困難だからです。

 「意志の力」がもつのはだいたい3日と言われています。やる気やモチベーションで一時的に行動しても、すぐにエネルギーが切れて、また注入です。前と同じガソリンを入れても動かなくなっているので、新たな、より刺激の強いガソリンが必要になります。それも通じなかったら、やっぱり「自分はダメな人間なのだ」と考え、前に進むことをやめてしまうパターンに陥ります。

 アメやムチで「めんどくさい」状態から強引にアクションにもっていくのではなく、心理テクニックを活用することで自然体のまま行動に移せるようにすることが本書の狙いです。

「めんどくさい」をなくす4つの工夫

 重要なのは「とにかく行動に移す」ための工夫をすること。一度行動し始めてしまえば「めんどくさい」という感情は薄れていくからです。ここでは本書で紹介されている10の工夫のうち4つを紹介します。

1. 初期状態維持の法則

 人には「初期状態」を維持したがる傾向があり、それを変えることに心理的な抵抗を抱きます。例えばスマホの契約でいろいろオプションを付けられて「後日いつでも解約できます」と言われても、多くの人は解約しないまま放置して初期状態を維持してしまいます。
 
 この法則を応用すればスムーズに行動し始めることができます。例えば本を開いたままにできる
ブックスタンドを購入して枕元に広げて置いておき、夜寝る前や朝起きたらすぐに読み始められるようにしてみたらどうでしょう。

 最初から本を読む体制ができているため、本棚から本を選んでデスクに向かって読み始めるときと比べて、ずっと抵抗なく読み始めることができるはずです。

2. 小さく始める

 2つ目は、最初のアクションステップを小さくするというもの。最終的な目標は「月に10冊本を読む」だったとしても、途中で挫折しないためには、達成までのステップを細かく分解して一歩目を踏み出すハードルを下げることが肝要です。

 例えば「夜ベッドに入ったら、うつ伏せになって枕元の本に目を向けてみる」というアクションであれば、めんどくさいと感じることなく実践できるでしょう。一度本に目を向けてみたら自然と読み始められるものですし、興味のある分野の本であれば案外そのまま読み進められるものです。

 最初は無理をせずに、ほとんど進まなくても途中で寝てしまって構いません。毎日少しずつ、目標を大きくしていくようにしましょう。



3. アクションリストにすでにやったことを入れる

 これは読書に限らずですが、その日にやるべきアクションリストを書き出す際に、すでにやったこともあえて書いてチェックマークを入れることで、「心理的に一歩先に進んでいる感覚を得る」というものです。

 誰でも最初の一歩が一番大きなエネルギーを必要とするものなので、すでに完了した作業をあえて確認することで、その後のアクションもスムーズに取り組めるようになります。

4. 客観的な視点で、実際にやることを書き出す

 新しく何かを始める場合、ただ頭の中で考えているだけだと、客観的な事実よりも物事を複雑に考えてしまいがちです。頭の中で想像した結果「すごく長い時間がかかるのではないか」と感じてしまうと、どうしても取り組むのがめんどくさくなります。

 そこで実際にやることを紙に書き出してみると、自分が思っているよりもずっと大したことないアクションリストであることに気づくでしょう。紙に書いて物事を客観的に見ることで、「めんどくさい」という主観から脱却することができるのです。

まとめ

 今回は「行動するのがめんどくさい」をなくす工夫について紹介しましたが、本書の後半では「人間関係のめんどくさい」を消し去る方法についても書かれています。

 「苦手な人にうまく対応できる方法」「嫌いな人が気にならなくなる方法」など、興味のある方は是非手にとって読んでみてください。具体的な改善テクニックが満載なので、自分の肌に合うものを実践すれば本当に「めんどくさい」を消し去ることができるはずです。



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モデルプロフィール

・名前     :柴田紗希
・生年月日   :1991.12.4
・出身     :愛知県
・職業     :モデル
・Twitter   :@saki61204

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