元LINE社長が語る!働き方を劇的に変える「非常識な」仕事の流儀!

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LINE成功の立役者、森川亮の経営哲学とは?

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 ここ数年で私達のライフスタイルを大きく変えたサービスと言えば、「LINE」を思い浮かべる人は少なくないでしょう。2011年のサービス開始からわずか4年で、ユーザー数は全世界で5億人を超え、今や私達の生活に欠かせないものとなりました。

 「日本企業から世界を巻き込む様なイノベーションは生まれにくい」と言われている中、この革新的なサービスはどのような組織から生み出されたのでしょうか。

 今回は、LINE成功の立役者にして、今年3月にLINE株式会社の社長を退任したばかりの森川亮さんの著書『シンプルに考える』から、LINEを成功に導いた組織づくりの秘密について学びます。

「いちばん大切なもの」はシンプル。

 早速ですが、「会社にとっていちばん大切なこと」とは何でしょうか。利益を生み出すこと? 魅力的な人材を集めること? 確固たるブランドを築き上げること?

 すべて大切なことに違いありませんが、どれも「いちばん」ではないと著者は言います。いちばん大切なのは「ヒット商品をつくり続けること」。そのために必要なことは、ユーザーのニーズに応える情熱と能力を持つ社員「だけ」を集めて、彼らが何ものにも縛られることなく、その能力を最大限に発揮できる環境をつくり出すことーーこれが森川さんの答えです。

 「シンプルに考える」ことを信条とする森川さんは、「ユーザーが本当に求めているもの」を提供し続けるために、邪魔なものは一切排除して、「本質」に全力を集中させることを徹底します。その結果、LINE株式会社では「ビジョンはいらない」「計画はいらない」「情報共有はしない」といった、これまでの常識に反するような方針が確立されました。

 以下、そんな型破りな方針の中から、経営者に限らず、すべてのビジネスパーソンが実践する価値のある3つを紹介したいと思います。

本当に大切なことに集中するための3つの新常識。

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1. ビジネスは「戦い」ではない。

 ビジネスでは「競合」や「戦略」「シェアの争奪」といった、他社との競争や戦い、そしてそれに勝つことを想起させるワードが数多く使われます。もちろん、他社よりも優れたプロダクトを生み出さなければ生き残れませんし、他社の開発スピードに遅れをとれば劣勢に立たされてしまう以上、ビジネスは「競争」であり「戦い」です。しかしそれはビジネスの「本質」ではないと著者は言います。

 なぜなら、ライバルに勝つことそれ自体は、必ずしも「ユーザーが本当に求めているもの」を生み出すとは限らないからです。「ライバルからシェアを奪い取る」「ライバルより値下げする」「ライバルより利益率を高める」ーーライバルに勝つことが目標になると、このようにライバルとの比較によってサービスの良し悪しを測るようになり、「シンプルにユーザーのことだけを考える」という本質から離れてしまいます。

 ユーザーにとっては、ただ自分たちのニーズを満たす良いサービスが欲しいだけで、ライバル同士がどんな戦いを繰り広げているかどうかは関係ありません。ビジネスを「戦い」と捉えるのではなく、「ユーザーが本当に求めているもの」を生み出すことに集中し続けた結果、LINEは圧倒的なシェアを獲得し、他のメッセンジャーアプリに勝利することができたのです。




2.「空気」を読まない。

 日本人は空気を読むことに長けた人種だとよく言われます。確かに、その場の状況を察して臨機応変に立ち振る舞うことは重要な能力の一つかもしれません。しかし著者は、何かずば抜けたプロダクトを生み出すためには、周囲の反対を押し切ってでも、自分が信じるプロダクトを創りあげてしまうような「空気を読まない人」の存在が重要だと言います。

 職場の空気を気にして、いろんな意見を「調整」することから生まれたプロダクトがユーザーの心をつかむことはありません。本当のプロフェッショナルは、職場で批判されることよりもユーザーのニーズからズレることを恐れるため、たとえ相手が上司であっても臆することなく自分の意見を述べることができます。そこには、仕事の本質は社員同士が仲良くすることではなく、「ユーザーが本当に求めているもの」をつくることだという信念があります。

 常に周囲に気を使う曖昧な人は、そこそこの仕事はできても、「そこそこ」を超えることは絶対にできないと著者は断言しています。

3. 成功は捨て続ける。

 「過去の成功体験に固執するな」とはよく言われることですが、それを実践するのがいかに難しいことかは多くの人が実感しているでしょう。それを仕組化して会社の文化とすることを目指した森川さんは、「新しいプロダクトを生み出すクリエイティブな仕事と、成功したプロダクトを磨きあげるオペレーションの仕事を切り分ける」という決断をしました。

 つまり、クリエイティブな能力を発揮してヒット商品を生み出した後は、その成功を手放し、オペレーション部門に引き継いでもらう。そして、次の新たな価値の創造に向かってもらうということです。こうすることで、常に新しい挑戦をする人が主導権を持つ組織になります。

 もちろん、誰でも自分が生み出した成功には愛着がありますし、自分の手でもっと磨き上げたいと思うでしょう。しかし、一度成功した既存部門が権威を持ってしまうと、組織としてその成功を守ること、失敗しないことを目指すようになり、新しいことに挑戦しづらくなってしまいます。

 「成功を捨て続けることが、その人の成長につながる」と考える著者は、それを社員の意識に委ねるだけではなく、いわば強制的に「捨てさせる」ことで、最も優秀な社員が常に「新しい価値」を生み出すような企業文化をつくり上げました。

 それは会社のためだけではなく、個々の「市場価値」を高め続ける唯一の方法であるとも言います。

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まとめ

 著者がLINE株式会社で掲げていた方針は、一見すると社会の常識に反することの様に思えます。しかし、変化のスピードが激しく先行きが不透明ないまの時代において、「ユーザーが本当に求めているものを提供し続ける」ためには、シンプルな原理原則に立ち返ることがいかに重要であるかを本書は教えてくれます。

 仕事が複雑化し、本質からずれたところで多忙を極めている自覚のある方は、ぜひ本書を読んでビジネスの本質を追求すること、そして「シンプルに考える」ためのきっかけをつかんでください。

カメラマン:こば犬
ライター :金井塚

モデルプロフィール

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・名前    :李雨瀟(りゆいしょう)
・生年月日  :1987.01.25
・出身    :北京
・職業    :モデル.PR.通訳
・趣味    :映画鑑賞・アウトドア
・Twitter  :@yuxiao0125
・instagram :yuisho_ri

ご協力いただいたお店

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・店名  :vandalism渋谷
・住所  :東京都渋谷区宇田川町26-9 太田ビルB1F
・TEL   :03-5784-0939
・営業時間:24時間営業
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※フリーWi-Fi、電源あり

おまけ

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