ビジネスで成功するには優れた「質問家」であれ!美しい思考を生む質問とは?

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「美しい質問」だけが美しい思考を生む

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 人がイノベーションを起こしたり、問題解決の画期的なアイデアを思いつくためには、「疑問を抱くこと」、あるいは「質問をすること」がとても重要な役割を果たします。

 ピーターティールが、著書『Zero to One』で、「世界に関する命題のうち、多くの人が真でないとしているが、君が真だと考えているものは何か?」という質問を重要視しているように、美しい質問というのは、洗練された美しい思考を引き起こしてくれるからです。

 優れた起業家は、優れた「質問家(クエスチョナー)」でもあるのです。

 現在、起業を目指して活動中の現役大学生・吉田ももみさんに紹介する5冊目のビジネス書は、『Q思考–シンプルな問いで本質をつかむ思考法』です。

 本書から、質問をすることの重要性、そして新しいビジネスチャンスを見つけるための質問のパターンについて学びましょう。

吉田ももみ

何かに疑問をもつと、その問題について自分の考えが整理されていく感覚があるので、「美しい質問が美しい思考を生む」という言葉はとても共感できます。この本を読めば、新しいビジネスアイデアを生むための筋の良い「質問」ができるようになりそうです。

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なぜ、質問は重要なのか?

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 慣れ親しんできた思考パターンや固定観念から抜け出し、日常生活に変化を起こすためには、現状に疑問を抱き、質問をすることが第一歩となります。

 今日のように変化のスピードが激しい時代では、これまで重要視されていたものが突然価値を失ったり、常識と思われていたことが通用しなくなったりということが頻繁に起こります。

 大企業神話や終身雇用の崩壊といった例を出すまでもなく、仕事に対する価値観が大きく変化している今こそ、古い考えを見直すべく現状に問い、働き方の優先順位を再検討する重要性が高まっています。

 良い質問をする人は、自らの無知によく気づき、そのことを苦にしない。そして、質問という懐中電灯を使いながら自分の広大な無知のフィールドをつねに探求し続ける。いやむしろ、質問という鍬で掘り続けると言ってもよいかもしれない。–『Q思考』 P.39

 数千人の経営トップを対象にした最近の調査結果によると、最も創造的で、成功しているビジネスリーダーの多くは、卓越した「質問家」だといいます。彼らは、当たり前のように業界の既成概念や自社の習慣、さらには自分自身が定めた前提条件の有効性にさえ疑問を抱きます。

 正しい質問をする能力を備えているビジネスリーダーは、急速に変貌する市場に順応することができ、競争相手が気づく前に新しい機会や可能性を見つけ出すことができます。

 以前なら「何でもわかっている」ように見せた方が優秀と思われていたけれど、今日、少なくともビジネスの最先端の現場においては、「よく質問する者」こそが成功の階段を上ることができるのです。

 しかし会社や学校では、質問することの重要性について教えてくれません。むしろ質問すること自体、推奨されていない場合が多いでしょう。すでに確立された仕組みやプロセス、システムに対して質問をすることは、権威に刃向かうことであり、それを促すことは、先生や上司たちからすると、統制権を積極的に放棄することになるからです。

 また、学校の授業や会社の会議で質問すると、周りの人から勉強不足とか、反抗的と思われてしまうのではないかと考え、萎縮してしまうというのも、質問が活発に行われない理由の一つです。

 だからこそ、本書から「正しい質問をする方法」を学ぶことは非常に有益です。

「美しい質問」とはどんな質問?

 美しい質問とは、「私たちが物事を受け止める、あるいは考える方法を変えるきっかけとなる野心的だが実践的な質問」と定義されています。

 「実践的」というのは、「善とは何か?」のような哲学的な問いではなく、行動に結びつく疑問、目に見える形で確認できる結果や変化に結びつくような質問ということです。




どんな質問をすればいいのか?

 本書では「なぜ?」「もし〜だったら?」「どうすれば?」の3つのアプローチを基本的な枠組みとしています。これはそれぞれ「問題発見」「仮説」「行動」の3ステップに相当します。

 もちろん疑問の抱き方に公式など存在しないので、これにとらわれる必要はありません。しかし本書で取り上げられる質問家の多くは、この質問プロセスを経て革新的な解決策を思いついているといいます。

 問いに向かう旅の中では、必然的に見知らぬものに行き当たるし、行き当たるべきだ。だが、そのさまざまな段階で何を問うべきかについて一定の感覚を持っていれば、せめて道しるべにはなるだろう。–『Q思考』 P.68

 たとえばフォースクエア、エアービアンドビー、パンドラ・インターネット・ラジオといったハイテク企業の多くは、「なぜ、だれかがこれをしないのだろう?」「自分でしてみたらどうだろう?」といった創業者の疑問からはじまりました。

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1.「なぜ?」

なぜ、この状況が存在しているのだろう?
なぜ、ここに問題が現れているのだろう?
なぜ、この問題を解決できる人が、これまでいなかったのだろう?

 このように、「なぜそうなのか?」と問うことは、自分たちが取り組んで答えを見つけ出せそうな疑問を探すための質問であり、ほとんどの文脈で変化を引き起こす最初のステップとなります。

 ほかの人よりも早く問題を「発見」し、その問題に関する疑問や質問にうまく答えられれば、新しい事業、新しいキャリア、新しい産業を生み出すことができます。

 2015年9月に日本に上陸して話題となったネットフリックスは、創業者のリード・ヘイスティングスが、レンタルビデオを借りたときに返却が遅れてしまい、莫大な遅延金を支払うハメになった際に、「なぜ、こんな罰金を支払わなければならないのだろう?」と腹を立てたことからスタートしたといいます。

 「なぜ〜?」と問うことで目の前にある課題を明瞭にして認識すると、解決策を想像できるようになります。多くの場合、それは「もし〜だったら?」という仮説のかたちで現れます。

2.「もし〜だったら?」

 この段階になると視野が広がり、意識的か無意識的かにかかわらず、想像力が働きはじめて改善策や解決策のアイデアを思いつくようになります。「もし〜だったら?」はイノベーションの源泉になる強力な質問なのです。

 ヘイスティングスが次に抱いた疑問は、「もしビデオレンタル事業をヘルスクラブのように運営したらどうなるんだろう?」でした。

 もちろんこの段階では「仮説」にすぎず、一足飛びでアイデアが現実になることはないので、次に「どうすれば実現できるのか?」を問う必要があります。

「どうすれば?」

 すべての「なぜ?」を尋ね尽くし、「もし〜だったら?」を検討し尽くしたら、最後に極めて重要な「どうすれば?」という問いに入ります。これは「行動」のステップです。

「いくつものアイデアのうち、どのアイデアを突き詰めるべきか? それはどう決めるのか?」
「決めたアイデアをどう試すか? それが機能するかしないかはどう確認すればいいか?」
「もし機能しないことがわかったら、どう間違いを見つけ、どう修正すべきか?」

 ヘイスティングスは「どうすれば?」と問うことで、遅延金の発生しない、ヘルスクラブのような月額会員制ビデオレンタルのビジネスモデルを設計し始め、現実のものとしました。

 革新的な質問家が他より秀でているのは、アイデアにかたちを与え、現実のものに変えられる能力だ。そしてその能力は、絶え間ない努力と決意から生まれることがほとんどだ。–『Q思考』 P.72

 もちろん、ひとつの答えに達したらそれで終わりというわけではありません。質問家たちにはまた新たな疑問の波が湧いてきて、「なぜ?」「もし〜だったら?」「どうすれば?」と問い続けながら、環境の変化に順応し、進化させていくのです。

 ネットフリックスも、立ち上げてから数年のうちにヘイスティングスが「さらにビジネスモデルを拡大できるし、そうすべきではないか?」という疑問を抱くようになり、「映画や番組のレンタルしかしていないのはなぜだろう? 自分たちで制作もしたらどうなるんだろう?」と問い続けていったことで、数多くのオリジナル作品を配信する現在の形になっています。

まとめ

 「質問が果たすもっとも重要な役割の一つは、先の見えない局面に立たされた人々に考え、行動する機会を与えるということだ」と、著者は言います。

 現状に何も疑問を抱かず「事なかれ主義」で生きた方が、精神的なエネルギーを節約することができて楽だと考える人もいるでしょう。

 そんな人こそ、子どもの頃、呼吸するように質問をしていたときのことを思い出して、問い続けることの大切さを改めて感じて欲しいと思います。

 今のビジネス現場では、「よく質問する者」こそが成功の階段を上ることができるのですから。

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モデルプロフィール

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・名前     :吉田ももみ
・生年月日   :1995.09.21
・出身     :大阪府
・職業     :大学生
将来の夢    :IT×教育分野で起業、東南アジアでアパレルブランドを立ち上げる
・Twitter   :@moo3oom_
・instagram  :@moo3oom_

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・店名  :「café 1886 at Bosch」
・住所  :東京都渋谷区渋谷3-6-7
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おまけ

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