自分の話ばかりしてませんか?プロカウンセラーに学ぶ聞く技術!

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相手の話、ちゃんと聞けてますか?

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 人間は、聞くよりも話すことの方が好きな生きものです。話すのが苦手と考えている人であっても、リラックスして話ができる「聞き上手」の人が相手であれば、自然と言葉が溢れて話し続けてしまうもの。

 とすると、そもそも話すのが好きな人は、自分のことを話すのに夢中になってしまったり、相手が話しているときも「次は何を話そうか」と考えてしまったりして、本当の意味で相手の話を聞いていないことが多いはずです。

 相手理解は聞くことからしか生まれない以上、相手の話を「聞く」技術は周囲と深い人間関係を築くために大切な能力です。

 本書『プロカウンセラーの聞く技術』は、京都大学名誉教授であり臨床心理士でもある著者が、プロの聞き手として実践している聞く技術をまとめた一冊で、3月1日〜全国約500店舗のTSUTAYA BOOKSで展開されている「美女読書フェア」の対象書籍です。(※一部展開されていない店舗もあります)

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 今回ご登場いただくのは、「MissofCircle」でグランプリに輝いた人気学生モデルの森みはるさん。普段から人の話をあまり聞かないタイプと自覚しているみはるさんと一緒に、本書から4つのエッセンスを紹介します。

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1、聞き上手は話さない。

 プロのカウンセラーは、自分のことは聞かれない限り話さないし、聞かれたとしても聞かれたことについてしか話さないといいます。それは防衛的な態度からではなく、自分が話すことで相手の話す時間を取ってしまうことを避けるためです。

 人間は話を聞くよりもする方が好きな生き物なので、よほど心がけていないと簡単に聞き手モードから話し手モードに変わってしまいます。たとえば相手が悩みについて話しはじめたとき、よかれと思って自分の感想やアドバイスを述べて初めてしてしまうと、一気に相手の話を奪うかたちとなります。

 「自分の経験談を話すことは相手のためになる」と考えて話そうとする人もいると思いますが、実際は話し手が考えているほどの効果はありません。というのも、経験というのはきわめて個人の文脈に依存した一例に過ぎず、誰にでも汎用的に活用できることはほとんどないからです。

 あなたの体験談が一般的な知恵を含んでいるのなら、その箇所だけは役に立ちますが、多くの聞き手にとってそうしたことは他からも聞いていたりするものです。

 相手から質問されたときも、あなたの立場から答えてしまうと話が行き違う原因になります。あなたが聞き手を続けようと思うなら、「自分の立場」ではなく、「話し手の立場」に立って話を聞く姿勢をもつ必要があります。

 ここでカギとなるのが「相づち」です。

2、相づちをうつ。

 聞き上手になるためには、適切な「相づち」を打てるようになることが第一歩です。

 黙って聞くよりも相づちを入れながら聞く方が相手は話しやすくなりますし、聞き手の肯定的な態度を示すことにもなります。これは「聞き手は話し手の話になんでも賛成しないといけない」ということではなく、「相手の言ったことは、相手のこととして認める」ということです。

 たとえば相手が人の悪口や愚痴を言っているとき、相づちを打ったからといって「その考えに同意した」ことにも、「自分の意見を発した」ことにもなりません。「この人はそういう風に考えている、感じている」とそのまま受け止めているだけです。

 殆どの場合、わざわざ自分の考えや感想を伝えなくても、相づちを打っていれば相手は進んで自分の話を続けてくれます。

 プロの聞き手であるカウンセラーには、自他の区別が要求されます。相手の話を聞くときには自分の意見は出さず、相手の気持ちを肯定しながら聞いているのです。そして、それができているかどうかをたしかめるのが、相づちなのです。相手の話が聞けなくなってくると、相づちが出なくなります。

 プロのカウンセラーの聞き方は、極端に言えば「相づちだけでもっているようなもの」だといいます。なぜならカウンセラーは、自分の話をしないのはもちろん、相手に助言めいたことをすることもなく、相手が心の中を自然と打ち明けられるように「聞く」ことが仕事だからです。

 相づちのかわりに「しかし」とか「けれど」とか「でも」という、逆説の接続詞や接続助詞が出てきてしまうと、プロの聞き手としては失格です。

 そのためプロカウンセラーは種類豊かに、しかも一人ひとりが工夫した独特の相づちを持っているといいます。「なるほど」一つとっても、「なあるほど」「なるほどなるほど」「なるほどね」「なるほどねぇ」「なるほどなあ」など、幾種類も使い分けています。

 「同じ言葉を2度繰り返すな」「語尾を伸ばすな」と思われる方もいるかもしれませんが、これは当然相手によります。相手の性格や相手との関係性、そのときのシチュエーションによって使い分けることも含めて、適切な相づちを打てることが大切です。




3、避雷針になる。

 プロの聞き手は、愚痴でも、怒りでも、相談者の溜まった感情を吐き出してもらうことが仕事ではありますが、それを全部自分の身に溜めていたのでは疲弊してしまいます。そのため避雷針のように自分を通して外に流し出すようにしているといいます。

 避雷針は雷を避けるのではなく、雷に落ちてもらうための設備ですが、建物自体に被害がないよう地面へと電流を逃がすようになっています。自分に愚痴を積極的に落としてもらい、しかし自分の心の中に溜め込まず、そのまま地中へと吸収させるのです。

 たとえば相手が友だちや知人に対する愚痴を言っていたとしても、自分自身の気持ちとその愚痴を関係させないこと、そしてその愚痴の対象になっている人をかばわないことが大切です。

 人の話す愚痴というのは、自分の気持ちと関係させずに受け止めることができれば、実害を及ぼすことはほとんどありません。なので、もし人の悪口や愚痴ばかり言う友人がいて、これまでずっと辟易してきた方は、避雷針のように聞くことを意識してみましょう。

 あなたがストレスを感じずに済むだけでなく、より聞き上手になれるはずです。

4、相手の話に興味を持つ。

 自分のことは話さず、相手の話を延々と聞き続けるというのは、相手の話に興味を持てない限り苦痛でしょう。プロのカウンセラーは、話の内容自体ではなく、「相談者がどうしてそのような受け取り方、感じ方をするのか」に興味をもつといいます。

 たとえば自分を直接的に非難してくるような相手でも、その言動のもとになる、ものの考え方、感じ方に興味をもつことで、感情的にならずに相手の話を「聞く」ことができます。

 どうして世界やものをこのように見るのか、を洞察していくプロセス、むずかしく言えば、人間の行動変容のしかたに興味があるのです。

 相手の人間性やその多様性に興味を持てるようになれば、話の内容に興味がなくても話を聞くのが苦痛ではなくなります。興味のもてない話のときこそ、相手を理解するチャンスと考えましょう。

まとめ

 友人や恋人と飲みに行って話を聞いているとき、自分の考えと違うことを言われたら自分の正当性を伝えてやりたいとか、論破してやりたいという衝動に駆られる人は多いと思います。

 ビジネス会議のように意見をぶつけ合わせて何らかの結論を出すことが目的でない限り、そこはぐっと押さえて、「相手はそういう考えなんだ」「なんでそういう考え方をするんだろう?」という姿勢をもって、相手の話をちゃんと「聞く」ことを意識してみましょう。  

 もちろん、プロのカウンセラーになるわけではないので、自分のことは全く話さないという必要はありません。いつも自分ばかり話してしまって相手の話を聞けていないという自覚がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
 
 聞く技術は、相手のことを理解するために必須のスキルなのですから。

ライター:渡邊
カメラマン:こば犬

モデルプロフィール

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・名前     :森みはる
・生年月日   :1996.10.14
・出身     :兵庫県
・職業     :大学生、モデル
・Twitter   :@xxxmiyan
・Instagram  :@miiiparu

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