海外経験ゼロでも英語を1年で確実にマスターする方法!元ソフトバンク社長室長に学ぶ!

海外経験ゼロでも英語を1年で確実にマスターする方法!元ソフトバンク社長室長に学ぶ!






英語を確実に身につけるために最も重要なこと

「英語勉強をしよう!」と考える人は多いですが、「なぜ勉強するのか?」という問いに明確な答えを持っている人は少ないのではないでしょうか。

「将来必要になる(と言われてる)から」とか「身につけておけば(なんとなく)いい仕事に就けそうだから」のように、漠然とした目的意識しかもっていない人が多いように思います。

それ自体は否定するものではありませんが、目的意識が曖昧なままだと学習効率を最大限に高めることはできません。ゴールがはっきりしていないと、そこに至るための最短の道筋を描けないからです。

「使える英語」を短期間でマスターするには、「なんのために勉強するのか?」という目的を明確にすることが重要なのです。

元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞さんも、著書『日本人の9割に英語はいらない』で、9割の日本人は英語が話せなくても仕事で困らないのに、勝手に強迫観念に駆られて、曖昧な目的意識のまま極めて非効率な勉強していると指摘しています。

では、効率的な英語学習とはどのようにすればできるのでしょうか。

今回は、海外経験ゼロでまったく英語が話せなかったのにもかかわらず、たった1年でビジネス英語をマスターした元ソフトバンク社長室長・三木雄信さんの著書から、1年で英語をマスターするための戦略を紹介します。

1年で英語をマスターするための5つの戦略

本書では、英語を短期間でマスターするための戦略として7つのポイントを紹介しています。

ここではその内の5つを紹介します。

1.「自分に必要なのはどんな英語か」をまず明確にする

「使える英語」を1年でマスターする秘訣は、ズバリ「超目的思考」に徹することだと著者はいいます。

英語はあくまでも何かの目的を達成するための道具にすぎず、「その道具を使って何をしたいのか」が明確でなければ、効率的な学習を追求することができません。

効率性を高めるには「不要なことは全て捨てる」と割り切ることが重要ですが、その「不要なこと」を見極めるために、目的を明確にすることが必要なのです。

社会人の英語学習は、学生時代の勉強とは違います。学校ではまんべんなく勉強しなくてはいけませんでしたが、社会人の場合は自分にとって必要な部分だけを勉強すればいい。つまり、英語力が思いっきり偏っていていいのです。

例えば著者の場合、「英語でビジネスの交渉ができるようになること」が目的だったため、目的達成に関係ないことは無視して、やるべきことだけに時間と気力を集中したと言います。

もし近々海外旅行にいく予定があり、そこで外国人とコミュニケーションを取りたいという目的であれば、ビジネス英語を勉強する必要も、日常英会話をまんべんなく勉強する必要もなく、「旅行中の予定(行く場所や利用するサービス)において必要な表現のみ」勉強しておけば、最低限コミュニケーションできる英語力を身につけられるでしょう。

このように目的から逆算して「何をやらないか」を決めることこそ、効率的な学習には不可欠なのです。

2.スピーキングとヒアリングを集中的に鍛える

英語の勉強には「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つがありますが、著者は「聞く」と「話す」を集中的に鍛えることを勧めています。

なぜなら、日本人は「読む」「書く」については学校でそれなりの教育を受けてきているからです。

実際、「英語ができなくて困った」とか「恥ずかしい思いをした」という人は、ほとんどの場合スピーキングやヒアリングができなかった時ではないでしょうか。例えば外国人から道を尋ねられたのに、何を言ってるのかわからない、説明してあげたいけど全く言葉が出てこない、というように。

では、日本にいながら「スピーキング」と「ヒアリング」を鍛えるにはどうすればいいのか。これはもう英会話スクールに通うか、英会話サービスを利用して、ネイティブと英語で会話をする機会を設けるしかありません。

英会話スクールを選ぶ際のポイントは、次のようなものがあります。

  • 「オンラインとオフラインどちらにすべき?」
  • 「講師は固定すべき? 変えるべき?」
  • 「マンツーマンとグループレッスンどちらを選ぶべき?」

そして忘れてはいけないのは、あなたの目的から逆算して「必要な英会話」についてのみ集中的にトレーニングするための環境を整えるという視点です。

2-1.オンラインとオフラインどちらにすべき?

最近はインターネットを利用したマンツーマンレッスンも増えてきており、パソコンやスマホで簡単にレッスンを受けることができます。こうしたサービスはいつでもどこでも学習できるので、忙しい仕事の合間に勉強したい方にはもってこいでしょう。

しかし一著者は「いつでもどこでも勉強できる」というのは避けるべきだと言います。なぜなら「いつでもできる」という状況では、仕事で疲れている場合などに、つい「明日でもいいか」と考えてしまいがちだからです。

「毎朝一時間、自宅でeラーニングをやろう」という学習計画を立てて、しっかりとやりきれる人というのは、かなり強い意志力をもった人です。ほとんどの人はなかなか継続できずに、途中で挫折してしまうのではないでしょうか。

そのためアウトプットの場は「この時間と場所でなければ勉強できない」という縛りのあるものを選ぶことを勧めています。日時が固定されているものの方が習慣化しやすいからです。

著者は、英会話スクールの早朝レッスンを選んだおかげで、毎朝寝坊することなく早起きできたそうです。

2-2.講師は固定すべきか変えるべきか?

また、毎回違った講師を選べるというのも避けた方がよいと言います。いつも同じ先生に教わるからこそ、「前回よりうまく話せるようになったところを見せよう」とか「サボったら気まずいから、疲れているけど頑張ってレッスンに行こう」といったモチベーションが生まれるからです。

自分の「意志力」だけに頼るのではなく、半ば強制的に勉強する習慣が身につくような仕組み作りを意識することも、英語学習を継続するために重要な視点です。

2-3.マンツーマンかグループレッスンか?

本書では「勉強仲間」はモチベーション維持に不可欠という観点から、グループレッスンを勧めています。人は切磋琢磨する相手がいると、自然とモチベーションが高まるものだからです。

一方、冒頭でも紹介したマイクロソフト日本法人の元社長・成毛眞さんは、絶対にマンツーマンレッスンを選ぶべきだといいます。なぜなら、たとえば5人のグループレッスンだと、自分が話す時間は個人レッスンの5分の1となり、大半の時間は他の生徒の(ヘタな)英語を聴いていなければならなくなるからです。最速で英語をマスターすることを目指すのならば、これはムダの多い、非効率な学習法とも言えるでしょう。

またグループレッスンの場合、周囲のモチベーションに影響されるということは、同じクラスのメンバーがサボりがちな人ばかりだったら、自分のモチベーションが落ちてしまうというネガティブな影響を受ける可能性もあります。

これらはどちらも一長一短あることなので、個人の好みや向き不向きに合わせて選べばいいと思います。

ただし、純粋に「英語のアウトプットの機会を増やす」という意味では、マンツーマンレッスンに分があるのは確かです。仲間がいなくてもモチベーション維持には困らないという人や、継続性よりも学習効率を重視したい人は、マンツーマンレッスンを選んだ方がよいでしょう。

これらの点を加味すると、マンツーマンレッスンの方が向いている方には、「プログリット」や、「TOEIC点数保証」と「全額返金保証」がついている「ライザップイングリッシュ」がおすすめです。

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2-4.「読む」「書く」は徹底的に手抜きする

尚、著者は「読む」「書く」については徹底的に手抜きをすることに決め、もし仕事で必要になる場面があれば、その都度対策をとればいいと割り切ったと言います。

とはいえ、ビジネスではメールのやり取りもあるので、ライティングも無視できない重要なスキルであることは事実です。それについては「テンプレートの活用」、つまり「英借文」をすることで手抜きする方法が紹介されています。

3.単語は勉強しない

「英語を勉強しよう!」と決意すると、まず単語帳の購入に走る人が多いかもしれませんが、著者は「これ以上の単語力アップは不要」と言い切ります。

なぜなら、ソフトバンクの孫社長が外国人向けに行ったスピーチでさえ「Oxford 3000」の単語だけでその93%がカバーされており、この「Oxford 3000」にリストアップされている単語は、日本の一般的な高校生がマスターしているレベルだからです。

ちなみに残りの7パーセントは、固有名詞や「ah〜」といった言いよどみのため、実質的には「Oxford 3000」の単語だけでほぼすべてをカバーできていることになります。

つまり多くの社会人がすでに知っている単語だけでも、問題なく英語でビジネスのコミュニケーションは取れるということです。

また、著者は「単語を知らないと英語を話せない」というのは思い込みにすぎないとも言います。知らない単語があっても、自分が知っている単語で言い換えることができるからです。

事実、英英辞典の「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」には18万4500語の単語が収録されていますが、その単語を解説する文章は、すべて「Oxford 3000」の単語だけで書かれていると言います。つまり、どんな難しい単語でも、基本単語の3000語で言い換えられるのです。

18万語をごく簡単な3000語で言い換えられるのですから、3000語以上覚えるのは時間と労力の無駄だと思いませんか?

日本語でも、言葉を忘れてしまったときに別の言葉で言い換えたり、関連ワードから相手に想像してもらったりというのは日常茶飯事のはず。英語も同様に考えればいいのです。

尚、業界特有の専門用語や技術用語については、「専門用語シート」としてA4一枚にまとめておくことで効率化することが勧められています。分厚い単語集をゼロから覚えていくのは非効率的だからです。

4.言いたいこと一つにつき、覚える言い回しは一つだけ

英語の学習教材には、同じ意味の違った言い回しがたくさん紹介されています。

受験の場合は、どんな言い回しが試験に出るかわからないからできるだけ多く覚えなきゃという発想になりますが、現実のコミュニケーションで言えば、非ネイティブの我々が複数の言い回しを流暢に使いこなせる必要など全くありません。

そのため著者は、「本にいくつも言い回しが載っていたら、自分が一番覚えやすいものを選ぶ」ことを勧めています。

たとえば「会議を始めましょう」は、「Let’s get down to business」という言い回しがありますが、「Let’s start the meeting」という中学生レベルの単語だけでも同じ意味を伝えることができるのだから、覚えやすいものを一つだけ覚えておけばいいということです。

また「どれを覚えるか迷ったら、丁寧な言い回しを選ぶ」こともポイントです。

「Can you〜?(〜してもらえますか)」よりは「Could you〜?(〜していただけますか)」を覚えて、どんな場面でもそれで通すということです。

他の人たちがフランクな会話をしている中で、丁寧すぎる表現を使えば、相手は「随分と格式ばった話し方をするな」とは感じるでしょうが、(中略)少なくとも、丁寧すぎて相手を怒らせることはないでしょう。下手にくだけた言い回しをして、相手の気分を害するよりもよっぽどいいはずです。

5.発音はあきらめる

これは日本人が一番気にする点かもしれません。ほとんどの人が「発音が悪いとカッコ悪い、恥ずかしい」と考えるでしょう。

しかし本書では、東洋英和女学院大学の高橋基治教授の研究から、子どもの頃に外国からアメリカに移住した人でも、11歳以降に移住した場合は、その後もずっと外国語なまりが残る」という結果が出ていると説いています。

つまり、まだティーンエイジャーのうちにアメリカで暮らし始めて、その後もずっとネイティブに囲まれて生活する人でさえ、完璧な発音をマスターするのはほとんど不可能なのです。(中略)だとしたら、大人になって本格的に英語学習を始める日本人が、発音の正確さや美しさを追求するのは時間の無駄ということになります。

もちろん、できるだけいい発音を心がけることは悪いことではありませんが、「発音が悪くて恥ずかしいから人前で話せない」という発想はなくさなければなりません。孫社長のスピーチを聴けば、発音を追求しなくても十分ネイティブとコミュニケーションできることがわかるでしょう。

著者は、かなり英語力を身につけた人がさらなるブラッシュアップのために発音を練習するなら意味があるとしつつも、一から勉強を始めるのであれば、発音へのこだわりはいったん捨てた方がよいと勧めています。

まとめ

今回紹介したのは7つの戦略のうち5つですが、どれも説得力があって「このやり方なら確かに上達するかもしれない」と思える教えばかりです。

しかも本書では、具体的な勉強方法や継続方法などの「戦術」についてもたっぷり語られています。

「いつか役に立つかもしれないからとりあえず勉強しておこう」のように、曖昧な目的で勉強を始めようとしている人はもちろん、すでに長いこと勉強しているのに一向に「使える英語」が身につかない方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

学生時代にあれだけ苦労して勉強してきた財産を効率的に仕事に昇華する上で、本書ほど実践的で役に立つ書籍はありません。

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モデルプロフィール

・名前    :下津里恵
・生年月日  :1993.4.5
・出身    :東京都
・職業    :電気通信大学
・興味ある仕事:治らないと言われている病気を治す薬を開発すること。
・Twitter  :@rie_smt

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