説得力のあるプレゼンの条件!「数字で考える力」を鍛える5つのステップとは?

説得力のあるプレゼンの条件!「数字で考える力」を鍛える5つのステップとは?




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数字を「上手に」使いこなせていますか?

 「仕事で新しい企画を出しても、上司からなかなかOKがもらえない」「面白いアイデアのはずなのに、誰も興味を持ってくれない」といった悩みを抱えているあなた。その原因は、相手を納得させるだけの根拠、つまり「数字」による武装が足りないからではないでしょうか。

 「この企画はなぜ面白いと言えるのか」「なぜ成功すると言えるのか」を第三者に説得力をもって伝えるには、単なる思いつきや直感と思われないだけの「数字」の力が必要です。

 しかし学生時代に算数や数学に苦手意識があった方からすると、「数字で考える」と聞いただけでイヤ〜な気分になってしまいますよね。(私です)

 そんな方にオススメなのが、元マッキンゼーの著者・柏原崇宏さんの新刊『「数字で考える」が簡単にできるようになる本』です。

 タイトル通り、数字の扱い方について「簡単に」理解できるよう、かなり平易な表現で解説してくれているので、数字に苦手意識がある方でも問題なく読み切ることができるでしょう。

 「感覚的な発言で、根拠が見えにくい」「結論までの道筋がつながっていない」と言われることが多い方は、ぜひ本書を読んで武器としての数字の使い方を身につけてください。

 今回は、人気モデルの安部ニコルさんと一緒に、本書の読みどころをピックアップしてご紹介します!

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最も重要なのは、最初の「問題設定」!

 数字をうまく使える人が常に意識しているのは、次の5つのステップで考えることです。

「問題を設定する」
「答えを想定する」(仮説思考)
「数字を集める」
「数字を比較する」
「比較した結果をわかりやすく見せる」

 数字の使い方というと、小難しい計算式やデータ分析のテクニックについてイメージする人が多いかもしれませんが、最も重要かつ絶対に外してはいけないのが、①「問題設定」②「仮説思考」です。

 なぜなら「仕事をする」というのは「会社に貢献する」ことであり、それは「正しい問題に取り組んでいる」ことが大前提となるからです。

 分析した数字がどれだけ正しいものであっても、そもそもの問題設定が間違っていたらビジネス上の成果に結びつくことはなく、それを「仕事」と呼ぶことはできません。

 また、結果として適切な数字を見出すことができたとしても、時間がかかりすぎていては優れた仕事とは言えません。

 「適切な数字」を「いち早く」集めるには、答えを想定し、「どんな数字を調べる必要があるのか」と的を絞る作業が必要なのです。

 例えば、医師が患者を診断する際、「全て調べてみないと原因は断言できない」と考えて、人間ドックのような検査を始めていては膨大な無駄が発生し、症状はさらに悪化してしまいます。

 患者の症状から「○○という病気ではないか」と仮説を立て、それに絞った検査(情報収集)をした方が、より早く答えにたどり着くことができることは言うまでもないでしょう。

 これはビジネスでも同様で、「問題設定」と「仮説思考」があって初めて、適切な数字を効率よく集めることができるのです。

 本書には、マッキンゼー流の仮説思考のフレームワークや効率的な数字の集め方、わかりやすい数字の見せ方についても語られていますが、ここでは数字を集めた後の「分析」のステップについてご紹介します。



「分析」とは「比較」することである

 問題を設定し、答えを想定して集めた数字たちは、「比較」されて初めて意味を持ちます。

 なぜなら「分析」とは、「物事を比較し、その差から意味合いを見出すこと」であって、数字それ自体に価値があるわけではないからです。

 本書ではさまざまなな比較パターンや数字の扱い方に関する注意点が語られていますが、なかでも多くの人が勘違いしがちなのが、「相関関係と因果関係は別物」という点ではないでしょうか。

 例えば、ある小学校における1年生から6年生までの全校生徒の「50メートル走のタイム」と「知っている漢字の数」の相関を調べたとすると、「50メートル走のタイムがいいほど、知っている漢字の数は多い」というように、かなり高い相関が見られるはずです。

 これは学年(年齢)が上がれば勉強した漢字も増えるし、運動能力も上がるからタイムが伸びるというだけであって、「知っている漢字の数」と「50メートル走のタイム」の間に因果関係があるわけではありません。

 にも関わらず、勘違いして「漢字が得意になるように、50メートル走を頑張って練習する」といった見当外れの対策をとれば、成果に結びつかないのは目に見えています。

 こうした単純な例で見れば「そんなこと当たり前だ」「間違うはずがない」と思われるかもしれませんが、実際のビジネスの現場では、こうした勘違いが頻繁に起こっているのです。

 数字の扱い方や比較の仕方を間違えると、ビジネスにおいて誤った判断をしてしまい、大きな損失を生むことになりかねません。

 こうした注意点が頭に入っているだけで、より間違いの少ない、優れたアウトプットを出せるようになるでしょう。

まとめ

 ここで紹介した内容を読んでいただくとわかる通り、本書の魅力はとにかく説明がわかりやすいということです。

 数字やグラフに対して苦手意識がある人(私です)であっても、つまずくことなく確実に最後まで読み通せます。

 「とにかく量が重要」と考えて情報収集に明け暮れたり、集めた数字をこねくりまわすだけで満足していしまったり、これまで数字をうまく使えていなかった自覚のある方は、ぜひ本書を読んで、数字の扱い方を磨いてください!

 きっと、あなたのプレゼンテーションの説得力が大きく増すはずです。

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衣装協力:ottod’Ame(オットダム)



モデルプロフィール

・名前     :安部ニコル
・生年月日   :1993.12.12
・出身     :フィリピン
・職業     :モデル
・やってみたい仕事:モデルだけでなく、バラエティーや演技にも挑戦し、活躍の場を広げていきたいです。
・Twitter   :@nicorunrunrun
・Instagram:@nicole__abe/

ご協力いただいたお店

・店名  :「café 1886 at Bosch」
・住所  :東京都渋谷区渋谷3-6-7
・TEL   :03-6427-3207
・営業時間:月-金: 8:00〜22:00
     (Morning 8:00 - 11:00)
     (Lunch 11:00 - 14:00)
     土: 11:00〜22:00
     日・祝: 11:00〜20:00
・定休日 :施設の休みに準ずる

おまけ


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